クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ファッション 日用品 健康 

リカバリーウェアは今や10社以上

・リカバリーウェアという機能性衣料があります。使い始めたのは2012年なので、10年以上寝巻きとして使っています。睡眠の質が良くなり、寝不足感が少なくなったのは確かです。

 

・一番気に入っているのは、寝つきが悪くて半覚醒の感じでうつらうつらして朝を迎えた時でも、不思議に睡眠が取れていてスッキリすることです(例によって個人差があると思いますが)。

 

・当初は夜勤の当直医や看護師、スポーツ選手に使われて、不規則睡眠でも疲労回復がもたらされ、やがて一般人、中でも高齢者に使われるようになったといいます。

 

・このリカバリーウェアのパイオニアは「ベネクス」で、トレーナータイプの汎用に始まり、半袖、夏用メッシュ、ネック用といろいろ使っています。その「ベネクス」が古くなったので買い替えることにしたのですが、ちょっと浮気をして、新しい「テンシャル・バクネ」というブランドの夏用を試してみました。

 

・機能の考え方は似ていて、「ベネクス」がナノプラチナをポリエステル繊維に練り込んでいるのに対して、「バクネ」は高純度セラミック加工のポリエステルになります。疲労回復、血行促進、筋肉の疲れ改善など機能性は同じです。ちなみにベネクスはフィギュアスケートの羽生結弦選手、バクネは卓球の平野美宇選手が使っているそうです。

 

・テンシャル・バクネ ドライロング上下で19800円(価格もほぼ同じ)。使用して1か月ですが、正直言って違いはわかりません。メッシュのベネクスより薄手で涼しさはバクネの方があります。同じように朝は快適です。デザインはちょっと良いです。

https://tential.jp/sleep/recovery-wear/bakune-set

 

・それにしても10社を超えるメーカーが市販していて驚きです。個人的にはスマートフォン創出のiPhoneを愛用するように、パイオニアの苦労をリスペクトするので、選べと言われればベネクスです。

 

・この新しいファッション・アイテムに機能性を売り物にするユニクロやワークマンが参入したら、すべての高齢者がリカバリーウェアを使うようになるかもしれません。

次号5月5日金曜日

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