カテゴリ:健康
軽い病は自分でなんとかしろと

・2023年度の日本の医療費は約48兆円、前年比+2.9%。2024年も1.5%の上昇と破綻へ向かってヒタヒタと。で、どうするかというと、今言われているのは高齢者の保険料率のアップ、救急車の有料化とかに加えて、セルメディケーションなるもの。"軽い病気は自分でなんとかしろ"という運動。医療費の高いアメリカのように強い薬をドラッグストアで買いなさい‥‥。
・たしかにちょっと前から医者が処方する強い薬がドラッグストアで買えるようになっています。例えば第一三共ヘルスケアの胃腸薬「ガスター10」など。これは第1類医薬品で、薬剤師との面談が必要です。
・さらにこの6月に発売されたエーザイの「パリエットS」はより厳格な要指導医薬品の指定で、これも面談が必要でネット販売は不可になってます。リスクなしが確定すると、約3年後には第1類医薬品になるらしい。
・もともと胃酸過多で胃もたれ、胸やけなどの胃弱体質なので胃薬が欠かせないのですが、痛い時には「ガスター10」は即効性がありよく効きます(胃痛で病院に行った時、処方された)。ただし持続8時間1日2回とか年齢制限(15歳以上80歳未満)があります。その点新発売の「パリエットS」は1日1回で24時間持続し、なんとなく胃が不調の時にいつでも呑めて、高齢者の年齢制限もありません。効き目も穏やかで気に入ってます。しかも税控除対象。厚労省の狙いは明らかであります。
次号12月1日月曜日
by 2025.11.28

