クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ウクレレ 

ウクレレ+「チューナー」

・ウクレレに触って60有余年、こだわり出して40年。そろそろ卒業も近くなったので今まで培った知恵やノウハウを記録しておくことにしました。中でも世に"演奏のメソッド"はたくさんありますが、ウクレレの良い音をひたすら追求する周辺ハードウェア情報は少なく、あってもショップ発で限定的です。

 

・そこで弦からシールド・コード、プリアンプなどの道具類を中心にウクレレをベストサウンドにするためのあれやこれを記述します。ただしかなり個人的なこだわり情報であり、一般的入門用ではないので悪しからず。

 

・まずチューナーです。楽器と共に手に入れる最初の道具。最初にクリップ式チューナーを見たのは40年ほど前、お茶の水のアキオ楽器でした。それまでは音叉、パイプ、ハモニカ(写真はドイツのホーナー製のウクレレCチューニング用)、マイクで音を拾うチューナーなどでしたが、クリップ式は大発明で今やプロも楽器にこれを付けてチューニングしています。

 

・1万円以上するピーターセンのストロボチューナー(写真一番上、旧モデル)から千円台のクロマチックまで使いましたが、クロマチック式が使いやすいです(ほぼ一般的にはこれ)。ストロボチューナーは精密ですが敏感すぎて気が変になります。

 

・愛用しているのはPLANET WAVES NS Micro Headstock Tuner(3210円)という長ったらしい名前のもの。小さいのでペグの間に挟むことができ、裏に画面を向けて使えます。これを常用する何台かのウクレレにそれぞれ付けてます(チューナーを探したり付け替える必要がないので)。

 

・これのバリエーションでD'Addario UKULELE SOUNDHOLE TUNER(3520円)というのも使っています。サウンドホールの内側に付けるタイプで、メリットはヘッド部装着より音をよく拾う点と、サウンドホールは暗いので屋外でもよく見えます。ただ、サウンドホール周辺の力木(ブレーシング)によって付けられないものもあります。なおこの小さなチューナーの欠点はバッテリーが半分以下になると液晶画面が暗くかつ不安定になります。チューナー標準のボタン電池2032は常備です。

 

・もう一つ使用しているのはTC ELECTRONIC uniTune Clip(5080円)。抜群に感度がいいのでバンジョーウクレレとウクレレベースに。これの上位モデルにPoly Tune Clip(6380円)というのもありますが、機能を使いこなさないのでuniTuneで充分。MicroとuniTuneと安い写真のモーリスCT-1(1280円、表示が安定していて使いやすい)の三つをもっぱら10年以上愛用。

 

・なお安価なモデルにはキャリブレーション440Hz固定のものがあるので、他の楽器と演奏する場合は441とか442とかに変えられるものが必要(最近は音程が高い方へシフトしているとか)。なお価格はサウンドハウス調べ。概ね価格が安いのでみなこの楽器通販会社を使っています。

https://www.soundhouse.co.jp/search/index?s_category_cd=1004&i_type=c&srsltid=AfmBOoqGIE9f6guv528vx9OWKA0S7UqVdErA2WAFA_cUCPgUt-atfpt3

・次のウクレレ+は弦について。

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