カテゴリ:ウクレレ
ウクレレ+ピックアップ

・パーティーや誕生会などで演奏する場合でもウクレレは音が小さいので電気で増幅が必要です。ウクレレ雑技団として長年ライブをやってきて、さまざまな方法を試しました。
・音の良さで選べばマイクで拾うのが一番です。ただコードを弾くストラムなら問題ないのですが、バラードでメロディーをとなるとマイクに近づかなくてはならないし、さらにボリュームを上げるとハウリングが起きて慌てます。
・このマイクを小さくしたものを、ウクレレに取り付けて使ったこともあり、音は抜群に良かったのですが、ライブでは他の音を拾い、やはりハウリングに悩まされてやめました(9V電池こみで重かった)。
・今ウクレレの一般的なピックアップはピエゾ方式です。音の振動を電気信号に変えるタイプで、最近は性能が良くなったのと、いいプリアンプを通せばほぼ満足の音が手に入り、ハウリングからは解放されます。ソロプレーヤーは必須。
・ちょっと前はこのピエゾの棒状のものをブリッジの下に溝を掘って入れる方式があったのですが、その溝が平滑でないと1弦から4弦の音に差が出ます。そこで小さな丸い(あるいは四角)ピエゾ素子板を裏に貼り付けるのが主流になりました。

・ウクレレでベストなのは2個のピエゾピックアップをブリッジ下の板か近くに、1弦側と4弦側に貼り付けるやり方です。両面テープよりダイレクトに接着する方が音を良く拾います。商品としてはフィッシュマンやL.R.BAGGSなどありますが、このところ評判がいいのはK&K SOUNDの製品です。設立はドイツですが、アメリカのオレゴンでピックアップ専門メーカーとして製造しているMADE IN U.S.A.。
・ウクレレ用が「ALOHA TWIN」で、定価は23000円(サウンドハウスで17800円)。楽器店で取り付け費を入れて30000円ぐらいです。
次号ウクレレ+はプリアンプ
by 2025.02.25