カテゴリ:日用品 ホビー 野遊び
意外に日常でも役に立つ10倍ルーペ
・苔という不思議な植物に興味を持ったので、ルーペを手に入れました。野外観察にはこのほか接写のできるコンパクトカメラと、小さな霧吹きがあるといいそうです。霧吹きは、乾燥で身を縮めている苔を復活させるためです。
・苔の三大聖地というのがあるらしく、今年はどれか訪ねてみようと思います。みちのくの奥入瀬、八ヶ岳の白駒池、そして年に366日雨が降るという屋久島です。
・拡大鏡のルーペは、倍率10倍がいいというのでいろいろ探して、性能、デザイン、軽量さなどなどで、このツァイスのポケットルーペに落ち着きました。
・この拡大率は観察用向きと思ったのですが、刺さったトゲ、ナイフの刃先や縫い目のほつれ、極細シャープペンシルの先端、腕時計の文字盤など、使う機会は意外にあります。本来宝飾品鑑定用ですから微細チェックには向いています。
・カール ツァイス ポケットルーペD40 10X 12000円。D36という2枚に分かれていて3倍と6倍、重ねて9倍というモデルもあり、口径も大きいいいのですが、シンプルで動かない方が解像度や使い勝手が良いと考えてD40に。
・カメラ店の店頭にある距離の固定した筒状のルーペは、立体の自然物では、光が当てにくくピントも合わせにくいです。
・主に宝飾品用に使われるこの手のルーペは、対象に目を近づけ指を当てて距離を調整します。ツァイスのルーペは蝶番に細ヒモを通すようなデザインになっていて、野外では首にぶら下げた時のバランスがいいです。
次号2月9日金曜日
by 2018.02.05