・カラビナはKarabinerhakenというドイツ語が元だそうで、銃をベルトにぶら下げるために開発されたといいます。Karabinerがカービン銃、hakenがフック。これがクライミング用に発展したのですが、便利なので工具やキーホルダーなど日常生活でも使われるようになりました。

・細かいことにこだわるのが好きなのですが、カラビナに引っ掛けたロープやリングがグルグル回ってしまうと使いにくいので、下部に穴や独立した部分があるものがベストです。

・さらにタウンユースではバッグやズボンのベルトループに引っ掛けて使いますが、小さくないと邪魔になります。アウトドアショップや雑貨店でもこの手の小さなカラビナはあまり見かけませんが、ハンズには時々置いてあります。ただし重い鉄製。

・アウトドア・ガレージ・メーカーの集まりであるOff the Gridで見つけたのが軽いチタン製(FIELD RECORDのFRチタニウム カラビナ クリップ)。8年以上使ってきたのですが、欠点はシニア的にはバネが硬く指が痛い点。

・最近アウトドアショップ「vic2」で「ダングルコード」というバンダナやスカーフ、手拭いを結ばずに首に巻いたりバッグにぶら下げたり（Dangleはぶら下げる）できる小道具を見つけたのですが、そこに付いていたカラビナに注目。

・webで探すと「エスコ30mmカラビナ」（5個666円）とかで、下部にホールがあり、そこそこ丈夫で、何よりバネが柔らかく超軽量。ちなみに鉄製6.2g（左）、チタン3g（中央）、エスコが1.5g（右）！

・ポリアセタール樹脂（POM樹脂）というエンジニアリング・プラスチックの一種で、強度、弾性、耐衝撃性があり、機械部品の歯車やベアリングに使われているらしい。

・ウォレット（財布）、スマートホンはコードリールと小カラビナでバッグや身と必ず結んでいます。おかげでもう10年以上なくしたり、忘れたりせずのストレスフリー、おすすめです。

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次号9月30日月曜日