クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:日用品 日本の真髄 

鼻が弱い人には保湿ティッシュ

・アレルギー性鼻炎、花粉症、鼻風邪常習者にティッシュは欠かせません。よく使う人は保湿ティッシュが必須です。鼻周りの肌が荒れません。

 

・月に一度耳鼻咽喉科で薬を貰っているので、ポケットにティッシュをいつも入れています。各社から出ている保湿ティッシュを使ってみました。こういう製品って、実に日本らしいです。痒いところに手が届くどころか、過剰でさえあります。

 

・この保湿ティッシュを世界で初めて売り出したのは今年で130年の歴史がある河野製紙という高知の会社で、空中の水分を取り込んで保湿、表面のエンボス加工などの特許を取得しています。4代目の社長が鼻炎に悩んでいたので開発したと言います。

・製品名が「アヴォンリー・キースの保湿ペーパー」という変な名前ですが、地名だそうです。このメーカー、知りませんでしたが、コンビニ(7/11)やドラッグストアに置いてあります。85円(4個セット、以下同)。

 

・一番目立つのは大王製紙の「エリエール・贅沢保湿」というローションティッシュで、どこにでもあります。保湿成分が色々入っていて、厚みは最もあり、手応えがあります。112円。

 

・最も高級なのは王子ネピアの「鼻セレブ プレミアム」で、他の2枚重ねと違い3枚重ねで、しかも厚みは感じません。"極み保湿、知らなければよかった鼻ざわり"というだけあって、しなやかさは特別です。198円。

 

・この他に大手の、元祖ティッシュペーパーのクリネックス(日本製紙)に「鼻うるる」という保湿ティッシュがあるのですが、どこにも置いてありませんでした。

 

・感想ですが、保湿ティッシュとしては極端な差はありません。ネットでは1位がネピアの「鼻セレブ(通常のもの)」、ついでエリエールの「贅沢保湿」、3位がクリネックスの「ローションティッシュ 鼻うるる」となっています。

 

・こっちの評価は、鼻をかむ頻度の多い人は厚みのある「贅沢保湿」、皮膚が特に弱い人は「鼻セレブ プレミアム」。で、総合No. 1は「アヴォンリー・キースの保湿ペーパー」です。手触りがなんとも柔らかく、しかも85円と安いのが魅力。小ぶりな子供用があるのもいいです。それにしてもネーミングが結びつかない。

 

・なお、保湿ティッシュは保湿成分が入っているので、メガネやガラスを拭くのは不可。さらに水に溶けにくいのでトイレに流せません。なお、このような極めて日本らしい製品やサービスを「JAPANESE QUINTESENSE 日本の真髄」として連載する予定です。

次号10月3日月曜日

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