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ウルトラ軽量素材が暮らしを変える
・最近、スーパーなどで、「レジ袋入りますか?」といわれることがあります。持参のショッピングバッグを使えば2円ほど引いてもらえますし、それより、ゴミを減らしたりする、エコな運動なんでしょう。
・買い物カゴというものは昔からありますし(漫画サザエさんに籐で編んだものがよく出てきます)、ショッピングバッグはいろいろ売られていて、ナイロン、ポリエステル、コットンとありますが、持ち手のついた簡単な袋です。
・ところがアウトドアショップに行くと、同じ形のものが信じられない軽さとコンパクトさで並んでいます。これを日々の買い物に使わない手はありません。
・アウトドア業界は超軽量(ウルトラライト=UL)が潮流で、新しい軽い丈夫な素材が流れ込んできています。最も有名なのがシリコナイズド・ナイロン(略してシルナイロン)で、軽く柔らかく手触りが良く、袋状のものはデイパックやリュックサックなども含めて大流行です。
・手回り品を運ぶULトートバッグはショッピングバッグに最適。手で握れるほどの大きさなので、使っているショルダーやハンドバッグに入れておけば、急な買い物でもレジ袋は不要です。その上、人間を一人入れて運べるほどの強度もあります。ですから、車での移動なら超軽量の旅行カバンにもなります。
・左上ノースフェイス(ジッパー付き)、左下グラナイトギア、右上ハイパーライト・マウンテンギア(素材がキューベンファイバーというヨットの帆に使われるもの。これ以外はすべてシルナイロン)、右下シー・トゥ・サミット。容量はほぼ同じ。
・後方のバッグがヨット用トートバッグの元祖、LLビーンで頑丈な帆布製712g 、30年以上酷使してきましたが、まったく動じません。UL製品はこうはいかないですね。下は左からハイパーライト・マウンテンギア46.5g、シー・トゥ・サミット46.5g、グラナイトギア47.1g、ノースフェイス142gでポケットが3か所あり、ジッパー付き。他は偶然かすべてほぼ47g。
・キューベンファイバーは軽さはシルナイロンと同じですが、腰があるので物を入れなくても自立します。欠点は見かけがゴミ入れのような風合いなこと。
・ノースフェイスは上部が伸びるようになっていて、替えのシャツやズボン、下着などの旅行用品がすべて入ります。ウルトラライト・トラベルバッグです。いずれもICIスポーツなどのアウトドアショップで扱っています。キューベンファイバーのハイパーライト・マウンテンギアは東京・下北沢のBOZEMAN。
次号2月11日月曜日
by 2013.02.08