・年を重ねて気づくことはいくつかありますが、最近気になることがあります。こっちのパワーが落ちて、手指の力がいる食料品の切ったり開けたりが面倒になってきました。

・牛乳パックやペットボトルのフタ開け、レトルト食品や菓子袋の開封などなど。中でもボトルキャップ式のミルクのフタはなんであんなに硬いんでしょうか？

・たぶん商品開発者は壮年が多く、力の基準が大人の男女になっているからじゃないかと想像します。しかしこれからの日本ではユニヴァーサルの基準を下げた方がいいと思いますが‥‥。

・そんな中、ポツポツと増えているのがアシスト・グッズ。ガラス瓶やペットボトルのフタ開け道具が百均にもありますが、この「パックと袋のカッター」もあると助かります。

・使い方は密閉パックを横に切る場合と、フタを引きはがすタイプの食品フタを切る場合の二通り。プリン、豆腐、アイスクリームなどのフタをはがす場合、力を入れると手から滑って落としたり、液が飛び散ったりしますが、下部をスライドさせて刃を外に出すと、パックのフタをはがさずに切り開けられます。

・曙産業の「パックと袋のカッター」は647円（ヨドバシカメラ調べ）。裏に磁石がついているので、レンジフードや冷蔵庫に付けておけます。

https://www.yodobashi.com/product/100000001002341264/

次号4月21日金曜日