カテゴリ:日用品
街やスーパーから金物屋が消えた
・都会生活では滅多に大工道具を使いませんが、たまに水回りや戸棚の修理、家具組み立て、自転車に必要なことがあります(なにしろ職人に来てもらうだけで1万円近く必要ですから)。
・その道具類が今簡単に手に入りません。街の金物屋を駆逐したのはスーパーやショッピングセンターですが、さらにそこから大工道具を無くしたのはニトリ、ドンキなどのディスカウントショップ、それに百均。
・昔は作って(製造者)→使って(消費者)→直して(修理屋)→要らなくなって(古道具屋)という流れだったのですが、最近は製造→消費→廃棄と短くなってます。ノコギリの目立てなんかもやってくれるところがありません。
・問題は金物屋のようにすべてカバーしてないことで、箒や木材も郊外のDIYショップやハンズまで出かけなければなりません。ウェブがあるのですが、道具は手に取って確かめたいし、長く使うために良いものを選びたい‥‥と、少々困っています。
・ダイソーにあったこの精密ドライバー30本が220円! 極小+-、星形レンチまであって、パソコンや時計も分解できそう。レンチセット16種は330円! 六角アーレンキーからボックスレンチまで備え、ちょっと重いけど自転車はいじれます。いくら中国やベトナムで製造するといってもカラクリはどうなっているんでしょう。百均はハンズやロフトからプチ金物を奪うかもしれません。
次号6月2日金曜日
by 2023.05.29