クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ファッション 日用品 ミュージック 

価格で買うもの、価値で買うもの

・今の消費者は「価格で買うものと価値で買うものを分けて消費する」とミニストップの社長が語っていたのですが、世は価格で買うものだらけです。ユーザーの要望に応えた結果ですが、生活雑貨は百均、ファッションはユニクロ、ワークマン、家具はニトリ、靴はABCマート、生鮮品はアキダイになります。細部にこだわる美的センス(こだわったら高価になる)よりコスパ重視です。

 

・面白い位置にいるのがIKEAや無印良品で、シンプルなデザインでコスパにも優れているのが売り。イケアのバッグは軽く丈夫で北欧デザインも悪くないです。フラクタという青いキャリーバッグが定番ですが、時折変わったデザインのものが出ます。

 

・フラクタ・キャリーバッグMと同じ容量、寸法(45cm×45cm×18cm、36L)のデザイン違いがグロードコードという最近の新製品。白黒本体と赤のストラップが特徴です。違いは素材でやや腰があり、フラクタの85gに対して103gと少し重い。価格も99円と199円と倍違います(それにしても安い)。

 

・1番大きなフラクタのLは車で使っていますが、Mもウクレレのコンサートとソプラノの2本を運ぶのに手に入れました。大型のショッピングバッグとしても使う予定。

 

・若者向きにはそんなコスパやタイパ商品でいいのですが、シニア向きの"価値で買うもの"、少々値が張ってもセンスのいい、デザイン・機能の優れたものを増やさないと日本経済は活性化しないです。

https://www.ikea.com/jp/ja/p/groedkod-carrier-bag-medium-black-white-60574279/

次号2月2日金曜日

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