カテゴリ:ファッション 日用品 ミュージック
価格で買うもの、価値で買うもの
・今の消費者は「価格で買うものと価値で買うものを分けて消費する」とミニストップの社長が語っていたのですが、世は価格で買うものだらけです。ユーザーの要望に応えた結果ですが、生活雑貨は百均、ファッションはユニクロ、ワークマン、家具はニトリ、靴はABCマート、生鮮品はアキダイになります。細部にこだわる美的センス(こだわったら高価になる)よりコスパ重視です。
・面白い位置にいるのがIKEAや無印良品で、シンプルなデザインでコスパにも優れているのが売り。イケアのバッグは軽く丈夫で北欧デザインも悪くないです。フラクタという青いキャリーバッグが定番ですが、時折変わったデザインのものが出ます。
・フラクタ・キャリーバッグMと同じ容量、寸法(45cm×45cm×18cm、36L)のデザイン違いがグロードコードという最近の新製品。白黒本体と赤のストラップが特徴です。違いは素材でやや腰があり、フラクタの85gに対して103gと少し重い。価格も99円と199円と倍違います(それにしても安い)。
・1番大きなフラクタのLは車で使っていますが、Mもウクレレのコンサートとソプラノの2本を運ぶのに手に入れました。大型のショッピングバッグとしても使う予定。
・若者向きにはそんなコスパやタイパ商品でいいのですが、シニア向きの"価値で買うもの"、少々値が張ってもセンスのいい、デザイン・機能の優れたものを増やさないと日本経済は活性化しないです。
https://www.ikea.com/jp/ja/p/groedkod-carrier-bag-medium-black-white-60574279/
次号2月2日金曜日
by 2024.01.29