・かつて精密機器作りは日本のお家芸だったけれども、最近は台湾の半導体、アメリカのiPhone、イギリスのダイソン（掃除機）やブロンプトン（折りたたみ小径自転車）という風に世界の後塵を拝していて、なんとも暗い気持ちになります。

・でも最近見つけた極小自由雲台が日本製というので、ちょっと嬉しくなりました（ちょっと大袈裟ですが）。スマートフォンで写真や動画を撮るならこれぐらいウルトラライトでないとバランスが取れません。

・このPROTOTYPE OPTIONというブランドは、今ある物に＋オプションという発想だそうで、まだ製品があまりありませんがちょっと気になります。

・航空機用の軽合金を使用した小さな雲台「ウルトラライト・ウルトラコンパクト・ボールヘッド」は造りが精緻。これで3kgに耐えるというのも納得。面白いのはガス缶に取り付けるアタッチメントが付属していて、アウトドア好きはキャンプで三脚がわりになります。

・これ、スマホスタンドにすると実に具合がいいです（マグネットのアタッチメント使用。https://csmagazine.jp/electronics/post-1136.html）。幅32.３mm×高さ42.4mm。重さ32g（内アタッチメント9g)、2640円。

・カメラ用の小さなSLICKの自由雲台と比べても小ささがわかる。

https://prototypeoption.com

次号4月1日月曜日