・旅行用バッグはキャスター付きが常識になりました。あの車輪が付いていてゴロゴロ引っ張るあれです。ただ治安の悪い海外ならいざ知らず、国内旅行用にはアルミやグラスファイバー製の硬いハードケースはどうも好きになれません。

・網棚に載せたり車に積む時も当たりが硬いとどうも収まりが悪いです。その点ソフトバッグは人に当たっても柔らかく、荷物が少ないとサイズが小さくなるのも良いです。柔らかいバッグといえば、バックパックやダッフルですが、背負うつもりはないのでダッフルになります。

・使っていたものが古くなってベタつき、酸っぱい匂いがするようになったので買い換えることにしました(なぜナイロン製はそうなるのでしょうか)。探してみたら、キャスター付きは意外にありません。大型はあるのですが、小ぶりな国内小旅行用はアウトドアブランドのノースフェイス製だけでした。キャスター付きで長い取っ手があり、機内持ち込みが可能なサイズで目的にピッタリです。釣り道具(シューズ、ウェーダー込み)と4〜5日分の衣類などが入ります。

・アルミ製のT型シングルテレスコープ・ハンドルは長いので、バッグが足に当たりません。以前のものもキャスター付きだったのですが、この取っ手がナイロン製で20cmほどだったので足にバッグが絡んで困りました。

・荷物が少ないと小さくなるのがソフトバッグのいいところです。ノースフェイス・ウェイファインダー19(この上のサイズ30もあります)。最大容量は40リットル、48cm×29cm×22cmですが、重量は2270g(キャスターを支える底とテレスコープハンドルのせいでこの重量)。色は黒と青の2色。15750円。

http://goldwinwebstore.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=NM08056_K&CD=FW130376&WKCD=FW130373

・ハンドルを納めたところ。ダッフルバッグは立てられませんが、これは底が硬いので縦になり、混んだ電車で困りません。

・底に立てる時の支えがついています。ソフトバッグのせいで反響せず引く時の車輪の音は小さめ。

・内部の底はジッパーで開けられるようになっていて、濡れたものや汚れ物を分けて入れることができます。

・ポケットはサイドに一か所とシンプルな作り。文庫本などを。

次号6月10日月曜日