カテゴリ:日用品 ホビー
一つあると便利なペンタイプの油差し
・その昔、工具箱には油差しなるものがありました。ミシンの回転部や作動部に時折ペコペコと油を差したものです。そのせいで潤滑油をミシン油といってました。最近はほとんど使われなくなりましたが、CRC556のようなスプレー式潤滑剤が登場したからかもしれません。
・それでも油差しでほんの少しオイルを差すと家にあるあらゆる可動部の動きが滑らかになります。例えば鍵穴、ドアの蝶番、アルミサッシのロック、自転車など。さらにはラジオコントロールや鉄道模型、釣りのリール、楽器の弦巻き、ランタンのポンプ、ナイフの錆止めなどなどの趣味の世界でも。スプレーだと油分が飛び散ります。ピンポイントに少しだけオイルが出るものが使い易いです。そのペンタイプ・オイラーが六本木のカーセレクトショップにありました。
・東急ハンズなどで目に付くと手に入れるのですが、最近はあまり見かけません。上はボディーを指で強く挟んで出すタイプ、その下は針を押しつけて縮めるとオイルが出てきます(LUBRISTYLというスイス製)。両方ともオイルが滲んできます。一番下が最近手に入れたもので一番使い易いです。
・六本木から狸穴の方に歩いてすぐのアクシスビル1階奥にあるル・ガラージュに一つありました。同店がドイツで仕入れてきたものとかで、アルミでできたペンタイプ。2200円。オイルシール付きのキャップ(ねじ込み式)を外して、シャープペンのようにボタンを押すと先端にオイルがでます。これだとピンポイントが狙え、油もこぼれません。
・オイルは少量のボトルが東急ハンズにあります。いわゆる機械油で万能です。素材を痛めず耐熱耐寒性のあるシリコンオイルはべたつかずいいのですが、プラスティック向きです。
次号9月20日金曜日
by 2013.09.16