クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ヴィークル 日用品 ホビー 

挟む、切る工具はクニペックス

・最近の家電はプラスチックと接着剤で組み立てられ、さらに電子化されているので、自分でちょっと直すということがなくなりました。

・家庭で必要な工具といえば、組み立て家具や家庭用品の緩んだネジを締めるドライバーと、ゴミの分別に分解したり切ったりのペンチぐらいで充分です。とはいえ、上質な道具を選ぶと仕事がはかどり、疲れません。

・ペンチのような挟んだり切ったりする工具は、精度、丈夫さ、そしてデザインを考えるとクニペックスです。1882年創業の、このドイツの工具メーカーはウォーターポンプ・プライヤーの特許を持つだけに、優れたペンチ、ニッパーを作っています。かなり乱暴に20年も使っていますが、刃がこぼれたり作動部ががたついたりしません。一生ものです。

 

・全長160mmのニッパー(下)3270円と全長180mmのペンチ(上)2850円。この2本で燃えないゴミも燃えるゴミも分解できます。共に直径2mmまでのピアノ線が切断できる能力があります(模型工作用のニッパーでピアノ線を切ったら一発で刃がこぼれます)。新しいデザインのシリーズもありますが、この昔からの形がいいです。

 

・一番下の肩が怒ったデザインが新しいシリーズですが、上の昔の方が美しい。一番上はワイヤーカッターで、ニッパーと違い、切断面が垂直です。自転車のケーブルはこれで切らないときれいに端が揃いません。ギターの弦もこれだとスパッと切れて端がばらけません。

 

・東京郊外、東久留米市のイオンモール内にあるファクトリーギアの東京ウエスト店。KNIPEXを始めBAHCO、SNAP-ON、HAZET、STAHLWILLEなど海外有名ブランド工具が揃っている工具専門店です。http://factory-gear.com

次号12月23日月曜日

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