カテゴリ:日用品
面白い老眼鏡があります
先日、漫画家の岩本久則さんに久しぶりに会ったのですが、そのとき彼が面白いメガネをかけていました。
これです。後ろがつながっていて首にぶら下げられます。メガネの中央が分かれるのがミソで、かけることができます。
これは何かというといわゆる老眼鏡です。この言い方は良くないので、リーディング・グラスともいいますが、ようするに手前をよく見るためのグラス。40を過ぎるとピントの合う距離がだんだん離れていって、細かい針穴や字が見えにくくなります。近眼じゃない目のいい人はとくにそうなります。首にぶら下げておいて手前を見るときだけこれをかけるというシロモノで、商品名はクリックリーダー。
中央は強力な磁石で付くようになっています。パチンと音がするのでクリック・リーダー。+1.00とか+1.50とかレンズの度数を選びます。当方は+ではない-の近眼なので手前はメガネを外せば見えますが、メガネを外すのが面倒なので遠近両用にしています。それでも本は外して読む方が楽。そこで、このクリックリーダーを近眼用に使えないかと思い、試してみたらうまくいきました。電車で本を読むときはメガネを外していたのですが、メガネをポケットに入れたり、膝の上に置いたのを忘れて立ち上がって落としたりと面倒だったのがこれで解決です。
問題はこの収納。上のふつうのメガネと違ってこんなに大きい。でも、近眼の人はメガネってかけっぱなしだから問題はないのですが。
袋の中にこんな形で納まります。柄が伸び縮みして長さが変えられるようになっているので誰にでも合います(特殊な大きさもありますが)。値段は7000円ちょっとで、レンズを遠近両用(遠近両用としては天地のサイズがギリギリ。5月にクラシックという大きなシリーズが発売されます)に入れ替えてもトータル2万円ぐらいなので、サブ・メガネとして使うといいです。http://clicshop.jp/ 通販専用なのですが、唯一東京・日比谷の日比谷シャンテ3Fスーパーブランドミュージアム/ニミハウスで実物を見ることができます。
by 2012.04.13