カテゴリ:日用品 文房具 ホビー
気がつけば用途別ピンセットがたくさん
・ゴム動力飛行機や竹トンボを作ったり、楽器を調整したり、カメラのストラップをいじったり、釣り道具を用意したり等々やっている間に用途別の道具が集まりました。
・中でもピンセットはわずかな先端の違いだけなのに、十数本あります。このおかげで作業が大幅に捗ります。まさに「人間とは道具を作る動物・ホモファーベル」とフランスの哲学者・ベルクソンが定義した通りです。
・というわけで工作人・ホモファーベルと遊ぶ人ホモ・ルーデンスが混在するせいで、どうにも道具や材料が溜まります。模型・ホビーショーやサイクルショー、楽器フェア、釣具ショーはホモファーベルの遊園地です。
・面でつかむグループ。左から、鋭利な角面でトゲなどを引き抜くもの、ペラペラのステンレス製で渓流に飛ぶカゲロウを痛めずにつかむ専用道具、皮膚を剥がすピールピンセット(輪でつまむので対象物が逃げず、このピンセットを使うことが一番多い)、切手などの紙はさむタイプ。
・点でつかむグループ。上は、先が針のような一般的なピンセットですが、下二つは先端がフック付きで極小のネジやビスをつかんだら離しません。
・先端も大小あり、右のタイプは芥子粒もつかめます。
・非金属グループ。磁気を嫌うものや表面の弱いものをつかみます。下は磁気テープやディスクを扱えるものでプラスチック製。中位の小さな竹ピンセットは、釣り針用で鉤針がくっつきません。一番上の竹ピンセットはプラスチックパーツを持っても傷つきません。
次号11月7日月曜日
by 2016.11.04