・雇用が増え、求人はバブル期並みと安倍首相が強調するも不景気感が漂う理由はこうです。財務省の法人企業統計によれば、この四半期で企業の人件費が43兆円とまったく増えていません。GDPが増加しているのになぜかといえば “非正規雇用の増加で人件費が抑えられているから”と想像できます。

・アベノミクスの大幅な金融緩和で輸出企業は業績が回復しましたが、円安になったので、輸入大国の我が国は物価が上がり、実質賃金はダウンということになります。

・内需拡大し、国内企業に働く労働者の給与をアップするには、新しいマーケットを育成する“旧体制を覆す”規制緩和と地方分権なのですが、この総選挙でそれも頓挫です(こういう「風が吹けば桶屋が儲かる」話はなかなか届きません。メディア、評論家、法律関係者の怠慢です)。

・デパートにニトリ、ユニクロ、百均、ABCマートなどのロープライス量販店が増えるわけです。これに対抗して大型スーパーは、さらにプライスダウンです。この珪藻土バスマットもその一つ。

・水分を瞬時に吸収する珪藻土を固めて板状にしたもので、バスマットに最適と評判の商品ですが、5000円前後と高価なので躊躇していた人も、イオンのトップバリュ珪藻土バスマット(35cm×45cm ×0.9cm、大もあります。４色展開で写真はグレー)なら手に入ります。なんと税込1000円ちょっとです。

https://www.topvalu.net/items/detail/4549741363860/

次号11月3日金曜日