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「ニッチからスモールマス」へのグッズ①
・日本のように成熟した消費者の市場では、もはや今までの常識が通用しません。量産メーカーのマーケティング戦略の曲がり角です(そうなって久しいのですが)。
・そんな中、「マスからスモールマス」というキーワードが使われているそうです。例えば、関西発のシャンプー、テレビを始め従来のメディアでは宣伝せず、SNSと口コミで売れ始め、気がついたらドラッグストアのメインステージに並んでました。しかも、量産シャンプーが1000円以下の中、1400円でも売れています。
・このBOTANISTですが、以前も取り上げましたが、ノンシリコン、合成着色料不使用の植物由来成分というのが売り物です。
http://csmagazine.sakura.ne.jp/commodities/post-522.html
・ただ、「これからはスモールマスだ」と考える時点でマーケティングが時代遅れです。「こういうのが欲しい」というニッチが、ユーザーの心を掴んで売れたというのが正しいです。「マスからスモールマス」ではなく「ニッチがスモールマス」に。
・世の中、人もモノもコトも多様な方が面白く楽しいです。ニッチなものが増えるのは、豊かさの象徴でもあります。
・このシリコンチューブもそう。あのアウトドアで使うシェラカップの把っ手に付ける専用パイプです。シェラカップは熱いものを入れるとハンドルに熱が伝わりますが、これで持ちやすくなります。
・ベルモントは新潟・三条市のアウトドアメーカーですが、シェラカップもあってその2.5mm径ハンドル用とありますが、他のものでも使えます。外寸径は5mmと厚いので断熱効果は高く、シリコンは180℃までの耐熱だそうです。
・あと、無理やり考えた使い方は、針金ハンガーのぶら下げ部分、S字フック、スマートフォン・ケーブルの保護など。シリコンは滑らないので使い途は他にもあるかも。
次号7月12日金曜日
by 2019.07.08