カテゴリ:日用品 季節
涼しいマスクはない
・猛暑の中、マスクでいると熱中症に挑戦していることになります。涼感とか涼しいとかを謳うマスクがあります。いくつか試してみましたが、涼しく感じるものはありません。
・息を出し入れすると中に熱がこもります。通気性がいいとそれが軽減されますが、通りのいいものは抗菌とか抗ウイルスとかの表記がなく、花粉症用とあります。これでは不安です。
・しかしマスクはウイルスを防ぐためにすると考えがちですが、市販の一般的なマスクでは吸い込み防御はできないそうです。ではなんのためかといえば、感染者がウイルスを飛沫しないためだとか。
・とすれば密度の高い(通気性の悪い)抗菌、PM2.5対策のマスクではなく、花粉を防ぐレベルのものでいいということになります。
・マスクの素材はガーゼから一番ポピュラーな不織布、ウレタン、それに多機能を謳うスパンデックス素材を使ったものまであり、すべて使ってみましたが、猛暑でなんとか凌げるものはウレタン素材のものです。
・布製でウレタン並みに通気性のいいものがありますが、柔らかすぎて吸い込むときに鼻や口に纏わり付き、ちょっと苦しいです。顔に沿ってピッタリし、息で動かない多少腰があるタイプはスパンデックス系かウレタン系で、涼しくなったら高機能なスパンデックス系がいいかもしれません。
・セイブミーマスク。フェニーチェという医療機器メーカーが開発。クレオラという世界シェア1位のスパンデックスを使用した高機能マスク。医療機器メーカーということに加えて、抗菌、UV対策、消臭、速乾、冷感、ストレッチなどなどで人気があり、予約して手に入れました。1080円。韓国製。フィット感がよく通気性もそこそこあり、猛暑以外なら良いです。
・mokaサイクリングマスク。これもクレオラと高弾力抗菌繊維、トウモロコシベースの環境に配慮した繊維の三つを合わせたものとかで、日本製。これはサイクリング用というので、運動に適した通気性に優れるものかと思ったのですが、厚手で息通しはあまり良くないです。秋・冬用か。3枚3080円。日本製。
・PITTA MASK。ポリウレタンマスクのハシリであるピッタマスク。通気性ではNo.1。花粉・かぜ用と表記されていますが、防御ではなく飛散防止がマスクの目的なら、これがベストです。
次号8月21日金曜日
by 2020.08.17