・「重箱の隅ばかりつついてないで」とは、「取るに足らないことに注目してないで」と、野党の国会質問の時などに使いますが、そこにチャンスがあると考える会社があります。例えば、サンコーレアモノ・ショップというスキマ商品開発企業から、ニトリ、アイリスオーヤマとかの生活雑貨や家電メーカーもそれが得意です。

・しかし痒いところに手が届くといえば、百均です。日常生活のありとあらゆる不満、不平に応えてくれます。

・日々生活している中で、おかしいなとかイラッとしたりと感じることがありますが、それをアイディア開発の基準にしているのが100円ショップです。

・この皮膚感覚で感じる不満をもっと形にして欲しいです。例えば、自動車業界では自動運転に注力していますが、その前に「規制・制限通知ボタン」の搭載を考えて欲しい。このボタンを押せば、GPSと道路情報、交通規制を元に、ドライバーのウッカリ違反、事故を防ぐ制御システムです。

・制限速度、一旦停止、右左折、Uターン、進入禁止、信号のない横断歩道で歩行者がいる場合の一旦停止（これ、知らない人が多い）などなど、あってはいけないのですが標識を見落とすことがあります。

・クルーズコントロールの速度設定で運転すると、速度を出し過ぎることがなくなりました。少し早く着くより違反しない方がシニアにはノンストレスです。

・で、最新の百均アイディア新商品、「折りたたみ傘 ジップケース」。雨降りに折りたたみ傘を入れる専用のケースです。雨の日店先に置かれた傘用ビニール袋とかワイン入れプラスチック袋とか使っていましたが、これをバッグに入れておけば、雨の日に折り畳んでバスや電車に乗れます。バッグに引っ掛ける把っ手付き。100円ショップのセリアにあります。

次号12月25日金曜日