・最近やたらと地震が多い気がします。東京都が作った「東京防災学習セミナー」のマンション防災バージョンYouTubeを見ました。

・まず落下物から身を守り、寝室に脱出用の懐中電灯や靴の用意などに加えて、公的支援は4日後なのでその間の水、食料、簡易トイレなどの準備が必要になります。

・地震後、被害チェックが終わるまで水洗トイレは使えない、マンション住人は倒壊していない限り避難所には入れない、ライフライン復旧は、電気1週間、ガス1～2か月、上下水道1か月、ごみ収集1週間とかとかです。

・たまたまマンションの大規模修繕工事にあたり、避難経路の確保に必要な、震度7でも大丈夫な耐震用玄関扉に全戸交換しました。鍵も新しくなったのでチェックしたら、回りがやや悪い。そこで持っている潤滑剤のCRCの5－56を吹き付けようとして、はたと気がつきました。鍵穴にCRCやオイルを付けると、埃が固着してかえって悪くなると聞いていたからです。

・で、見つけたのが呉工業の「ドライファスト・ルブ」300ml 942円。これはフッ素樹脂の速乾スプレーで、ゴムや木、プラスチックに使用するものですが、鍵穴ではすぐ乾いて粉状になりゴミも付かないといいます。

・また障子や襖や木製家具の引き戸に効果大です（地震対策もあって、ガラス戸棚は開き戸ではなく引き戸にしてあります）。染み込まずすぐ乾いて、戸が滑るように軽く動きます。紙にも使えるそうです（どう使うのかわかりませんが）。

・ただ吹きつけた後、放っておくと白い塗膜が残るので布で拭く必要があります。なお、潤滑剤は色々あって、ギターやマンドリンのギアペグ歯車にはオイルやグリース、プラスチック製ギアはシリコンオイル、錆びたネジ・ナットはCRCの5－56、自転車のチェーンはLSベルハンマー（超強力潤滑剤、レースではタイムが良くなると言います）という具合に、目的によって使い分けています。

次号4月22日金曜日