カテゴリ:日用品 文房具 ホビー 野遊び
漆黒の闇を超えた、光のない世界
・この季節、タンポポがまん丸な綿毛を付けています。あの形がタンポ槍(稽古用の槍の頭)の形に似ているのでタンポポと呼ぶようになったのではと言ったのは牧野富太郎です。
・それに対して民俗学者の柳田國男は、"茎を切り、刻みを入れ、水につけて反り返らせて太鼓の形にする、昔からある子供の遊びから"という起源を唱えました(古名がツヅミグサ)。タン・ポンポンという太鼓の音のイメージからタンポポです。昔やった記憶があります。現在はこっちの方が通説になっているようです。
・このタンポポの綿毛を「大黒門」という光吸収率99.9%という黒い布をバックに撮影してみました。漆黒の闇どころか真っ黒けの、何も見えない背景なので、綿毛が浮かんで見えます。
・太陽光が直接当たっているのですが、綿毛は白く輝き、背景はなにもありません。
・下に敷いて上に載せて撮すと影がないので瓶が浮いて見えます。この上に宝飾品などを置くと際立ちます。表面が毛羽立っているので、ホコリは粘着シートで。
・光陽オリエントジャパン 特級無反射植毛布「大黒門」A4 1320円。素材構成はキュプラ基布/レーヨンパイル。90cm幅のm売りもあります。1m 6600円。
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次号5月6日金曜日
by 2022.05.02