クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

Edit

エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:日用品 

日頃持ち歩く災害対応セット

・このところ"今後30年以内にマグニチュード7以上の地震が南海トラフでも首都直下でも発生"という情報が盛んに流されます。避難場所情報や当面の食料や水の備蓄も必要ですが、外出時に被災したらどうするかもあります。

 

・そんな"バッグに常備の被災セット"が売られています。文具のキングジムと無印良品のものをチェックしてみました。両方とも社内会議であれこれ検討したんだと思いますが、なんともピンときません。

 

・キングジム「災害常備ポーチ」

  1. 防災カード
  2. 氷糖(アメ)
  3. ポケットティッシュ
  4. 非常用トイレ 
  5. マスク 
  6. ホイッスル
  7. アルミブランケット

・以上の7点セット。1900円+税。10点セットもあって、アイマスク、大判おしぼり、歯磨きシートが追加されます(2800円+税)。

 

・無印良品「いつものもしもセット」

1.除菌シート 

2.ハンカチ 

3.マスク 

4.救急絆創膏 

5.連絡メモ

・以上の5点セットで990円。

 

・ティッシュ、ハンカチ、替えのマスクは常用しているものを持つので、わざわざ必要ありません。アルミブランケットも冬なら防寒具は持っています。エレベーターや電車に閉じ込められた時、携帯トイレを使うシチュエーションは、なかなか想像できません。長距離移動の場合は、トイレに行っておく心構えが必要。働いている人は、災害時でも長距離歩けるスニーカー底のドレススニーカーを日頃から履くことを勧めます。

 

・いざという時の常備セットは、まず情報系です。スマホの予備電源は必須。携帯より通信順位の高い公衆電話用のテレフォンカード、緊急連絡番号、避難場所などのデータメモ。それに安否確認で探すときの家族写真。

 

・ついで身体系。持病薬、救急絆創膏、消毒ティッシュ、メガネ使用の場合はスペアメガネ。そして好きな飴。ATMがダウンした場合の現金も。

 

・ナイフ、ハサミ、ドライバー、ペンなどがセットになったビクトリノックスのSwissCard Liteも負担にはならない重さです。

 

・伝言用のポストイットとペンも必要です。レンガ、木材、コンクリートなどでも貼り付く「ポストイット・エクストリーム・ノート」が便利(990円とちょい高い)。車のダッシュボードやウェアにもガッチリつきます。

 

・長距離移動の場合はサバイバル系も。緊急用防寒ブランケット、簡易トイレ、瓦礫に閉じ込められた時の笛など。

・百均にもエマージェンシー・ブランケット、緊急簡易トイレ、携帯用雨具があり、330円で揃います。

次号6月13日月曜日

ページtopへ