カテゴリ:日用品
日頃持ち歩く災害対応セット
・このところ"今後30年以内にマグニチュード7以上の地震が南海トラフでも首都直下でも発生"という情報が盛んに流されます。避難場所情報や当面の食料や水の備蓄も必要ですが、外出時に被災したらどうするかもあります。
・そんな"バッグに常備の被災セット"が売られています。文具のキングジムと無印良品のものをチェックしてみました。両方とも社内会議であれこれ検討したんだと思いますが、なんともピンときません。
・キングジム「災害常備ポーチ」
- 防災カード
- 氷糖(アメ)
- ポケットティッシュ
- 非常用トイレ
- マスク
- ホイッスル
- アルミブランケット
・以上の7点セット。1900円+税。10点セットもあって、アイマスク、大判おしぼり、歯磨きシートが追加されます(2800円+税)。
・無印良品「いつものもしもセット」
1.除菌シート
2.ハンカチ
3.マスク
4.救急絆創膏
5.連絡メモ
・以上の5点セットで990円。
・ティッシュ、ハンカチ、替えのマスクは常用しているものを持つので、わざわざ必要ありません。アルミブランケットも冬なら防寒具は持っています。エレベーターや電車に閉じ込められた時、携帯トイレを使うシチュエーションは、なかなか想像できません。長距離移動の場合は、トイレに行っておく心構えが必要。働いている人は、災害時でも長距離歩けるスニーカー底のドレススニーカーを日頃から履くことを勧めます。
・いざという時の常備セットは、まず情報系です。スマホの予備電源は必須。携帯より通信順位の高い公衆電話用のテレフォンカード、緊急連絡番号、避難場所などのデータメモ。それに安否確認で探すときの家族写真。
・ついで身体系。持病薬、救急絆創膏、消毒ティッシュ、メガネ使用の場合はスペアメガネ。そして好きな飴。ATMがダウンした場合の現金も。
・ナイフ、ハサミ、ドライバー、ペンなどがセットになったビクトリノックスのSwissCard Liteも負担にはならない重さです。
・伝言用のポストイットとペンも必要です。レンガ、木材、コンクリートなどでも貼り付く「ポストイット・エクストリーム・ノート」が便利(990円とちょい高い)。車のダッシュボードやウェアにもガッチリつきます。
・長距離移動の場合はサバイバル系も。緊急用防寒ブランケット、簡易トイレ、瓦礫に閉じ込められた時の笛など。
・百均にもエマージェンシー・ブランケット、緊急簡易トイレ、携帯用雨具があり、330円で揃います。
次号6月13日月曜日
by 2022.06.10