カテゴリ:エレクトロニクス 日用品 野遊び
8時間使えるポケットサイズの非常用照明
・3・11以降、停電時の照明を真剣に考えるようになりました。ローソクや懐中電灯では、暗すぎたり避難先で電池を買うこともできません。そこで充電できるソーラーLED照明がいいのですが、手軽に持ち運べるものがありません。
・そんな被災体験をもとに作られたソーラーランタンがあります。2010年のハイチ地震をきっかけにコロンビア大学の学生が考えたものでわずか85g、8時間〜14時間点灯しソーラーパネル充電で繰り返し使えます。あの2011年東日本大震災にも偶然日本で遭遇し開発を急いだそうです。
・LEDライトを使いますが、使用時に空気を入れてバルーンにするのがミソ。光が拡散し柔らかく広い範囲を照らします。手元に置けば本が読める明るさで、もちろん防水で水に浮きます。電気が不通、電池も買えない避難先でもこれで最低限の明かりは確保できます。
・災害時用だけでなく、この軽さなのでキャンプにも向いています。重いガスランタンも不要、なにより有毒排気ガスが出ないので、テントの中にぶら下げて使えます。またこの大きさ(縦32cm横22cm)なのでエアを調整すれば枕として使うことも可能。たたむと13cm×8cm×1.5cmで、ザックに引っ掛けて歩きながら充電できます。そんなこんなで非常時用バッグや車に一つ入れておくと役に立ちます。
・ソフトな明かりで読書灯に最適。アウトドアや緊急時でなくとも日常使いもできます。7時間充電で点灯時間はhighなら8時間、lowならなんと14時間。約3か月充電保持。充放電回数500回。
・たたむとほぼスマートホンぐらい。右端の大きな赤丸がスイッチ、オフで充電。太陽が当たると充電表示ランプが赤く点灯。luminAID 3360円 東急ハンズでも売っています。日本総代理店:アークトレーディング www.arktrading.jp
次号10月14日月曜日
by 2013.10.11