クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 日用品 メディア 

最軽量腕時計はアップルウォッチ

・必要ないし、腕時計はいっぱいあるし‥‥と無視してきたアップルウォッチ(2015年発売)にとうとう手を出しました。安くなって性能がアップしたことに加えて、電話、メール、メッセージに気がつくのが遅く、返事に時間がかかっていて、スマートウォッチを探していたからです(量販店のポイントが溜まったのが大きいんですが)。

 

・健康系のセンサー(血中酸素、心電図)は必要がなく、軽い方がいいので小さく安いスタンダードの第2世代SE(40mm)。これに取り外しが簡単な、通気性の良いメッシュのバンド(アップル純正より安く、色が黒いサードパーティー製がいい)、アルミボディーなのでポリカーボネイトの丈夫なケースとフイルムを貼りました。ガラス膜付きのケースが売られていますが、タッチパネルの反応が悪くやめた方がいいです。

 

・まず電話ですが、掛かってくると腕が震え、画面に大きく表示されるのでわかります。応答ボタンを押して時計に顔を近づければ、ふつうに話ができます。メッセージも小さな音とサインが出ますが、すぐ気がつかなくてもアイコンに数字が出るので、メッセージがきたことがわかります。

 

・返事はiPhoneでしてもいいのですが、アップルウォッチの場合は、OKとか今どこ?とか、あらかじめ登録しておいたワードを選んで送信できます。

 

・時計盤は何種も使えます。まず数字が大きなデジタルと針だけのアナログ時計を入れました。このSEは省エネのため、通常は画面が真っ黒ですが、腕を挙げると文字盤が表示されます。長く表示したい場合用に、ダイヤルボタンを押して70秒点灯するように設定しました。

 

・時計にプラス、使用するアプリを呼び出せます。iPhoneのWatchアプリ(標準装備)でマイ文字盤を二つ作りました。まず、よくチェックする"今日の気温、天気、日時、バッテリー%、タイマー"の他に中央に「電話、メール、メッセージ」の連絡バージョン。

 

・もう一つは中央に「目覚まし時計、ストップウォッチ、録音」という計測バージョンです。自分のよく使うものを自由にアレンジできます。中央のアプリ4つの一番下がボイスメモ。

 

・ボイスメモで録音する場合、アイコンをタップするとすぐ録音ができます。あと便利なのは交通系カードをアップルウォッチで使えることです。カードやiPhoneを取り出してタッチしなくても、腕時計なので簡単です。

 

・大きさはロレックスのサブマリーナーとほぼ同じで(これ以上大きな腕時計は持たないことにしています)、重量はロレックス128gに対してアップルウォッチSEはサイズ40mm×34mm×10.7mmで60g(本体はわずか26.4g)。50m防水で泳げます。37800円。なお、iPhoneに最新iOS16をインストールしないとアップルウォッチと同期しません。

次号9月30日金曜日

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