カテゴリ:エレクトロニクス ホビー 野遊び
遠くの物を大きく見るのは永遠の喜び

・井の頭公園の池にやってきたKing of Duckこと青首鴨。野鳥は観るより食欲優先なので、昔からバードウォッチングはあまり興味がありません、実は。写真は強力手ぶれ補正で知られるオリンパスOM-1(今はただのOM-1ですが)の600mmレンズで撮影したもの。
・こんなショット、昔ならプロの領域で、素人には撮れない写真です。今や600mmの超望遠を手持ちで撮影できます。テクノロジーの進化はスゴイ。この要素の一つが手ぶれ補正で、これを強化した双眼鏡が出ました。ちょっと借りてきて覗いたのですが、別次元。持っているツァイスの双眼鏡は8倍なので、この20倍はとんでもない世界です。あらゆるものが手で触れるくらいに見えます。

・フジノン双眼鏡 FUJINON TECHNO-STABI TSL-2040。船の上で他の釣り船を見たら、波が高くなくてもブレて話にならないのですが、防振のスイッチを入れるとピタッと画像が止まります。防水はIPX7なので水しぶきがかかっても水に落としても大丈夫。

・単4電池2本で30時間連続使用可(60分でオートパワーオフ)サイズは185.5mm×122mm×72mm、853g(電池なし)なのでフルサイズ1眼デジカメより軽い。20倍だと見てから覗いて探すのにやや慣れが必要(16倍もあり)。最短5mなので昆虫でも使えます。大会場の音楽ライブでも活躍しますが、なんといっても諜報員御用達の双眼鏡にちがいない。185900円は高くはないかも。
https://www.fujifilm.com/jp/ja/consumer/binoculars/technostabi
次号2月24日月曜日
by 2025.02.21