カテゴリ:エレクトロニクス 日用品
高齢者の物忘れは神様の贈り物ですが

・現代生活で、忘れると頭が真っ白になるものは、まずスマートフォン。次いでウォレット(財布)です。ウッカリの置き忘れが自慢なので、スマホも財布も外出の時は細いヒモが巻かれているリールを付けて、バッグやズボンのベルト通しにカラビナで引っ掛けています。
・ところが最近はスマホだけ持って出かけ、ウォレットを家のどこかに置き忘れて、取りに戻ることがしばしばあります。で、これです。カード型の追跡装置。iPhoneの場合、アプリのAppleFindMy"探す"とカードをリンクさせると、離れると知らせがiPhoneに来ます。アップルウオッチを付けていればそこにも。アプリには「人を探す」「デバイスを探す」「持ち物を探す」というメニューがあって、カードを入れた財布の場合は「持ち物を探す」をタップすると、現在位置が地図に示されます。
・家の中、事務所のどこかでカード入り財布を探す場合は、アプリを立ち上げて地図上の持ち物のアイコンをタップして"サウンドを再生"をタップするとカードが鳴るのでiPhoneを持って音を探します。もう一つの"経路"を選ぶと持ち物までの道順が地図上に出ます。


・ロジテック「スマートトラッカー」3890円(ヨドバシカメラ調べ)。厚さは1.7m、11g、サイズはクレジットカードと同じ。カードのスイッチをオンして最大稼働時間は6か月だとか(実際は3か月に一度充電推薦)。なおカードの薄さからコードではなくマグネットのワイアレス充電です(これは付属していません)。
・高齢者にとって、忘れてしまうのは"神様の贈り物"といいますが、重要なものを忘れないようにするのは神頼みではなく"デジタル頼み"です。
https://www.logitec.co.jp/products/smart_tracker/lgtlwcstcw01db/index.php
次号6月6日金曜日
by 2025.06.02