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デジタルデータの見える化

・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが今年6月にこんな検証結果を公表しました。大学生に、1:A Iを使う 2:Googleを使う 3:何も使わないという3グループに分けて小論文を書かせると、3が一番脳が活性化するという、まあ、至極当たり前の結論。生成A I頼みでアウトプットを続けると"思考や記憶の定着が弱まるリスクあり"、つまり、考える力が衰えるということであります。
・とはいえA Iは便利なので、このところ原稿を書く時の手順はこうです。発想や構成力では頭を使い、スマートフォンとA Iをほどよく利用する‥‥であります。
1:気になる情報:つまり新聞やTVニュース、SNS、街で見たも
のなどをメモしたり撮影したりします。
2:これを元にデータをスマートフォンでさらに集めます。
3:その場合、質問するAIは「Perplexity A I」を使用。
「ChatGPT A I」と異なり出典が明示されるため。
4:気に入った情報はその都度スクリーンショットで保存。
・こうして集積した情報をテーマに合わせてスマートフォンのアルバムからピックアップします‥‥と、今まではやっていたのですが、画像アルバムはゴミ箱状態で、情報がどこにあるかわからなくなっています。

・そこで最近始めたのが"データの見える化"。スクリーンショットで保存した"いずれ何かに役立ちそうな情報"をプリントしておきメモ帳に日付けして貼付。冒頭のMITレポートもそう。
・プリンターは伝票を出力するようなモノクロの簡単なもので、手のひらサイズです。「フォメモ M02Pro」感熱式ミニプリンター(10050円ヨドバシカメラ調べ)。使い方は簡単。まずスマートフォンに入れたPhomenoというアプリを立ち上げ→画像印刷→写真編集→スクーリーンショット選択→プリントという手順です。このアプリから撮影も可。

・こうしてプリントした幅5cmのシートを千切ってメモ帳に貼り付けます(シール付き)。写真も印刷できますがモノクロです。なお住所氏名をプリントしておくとハガキや封書で使えます(郵便物は激減しましたが)。別売のシールロール3本セットは2090円(3.5m)。なお、シニアは文字を大きめに保存するのがコツ。
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次号8月4日月曜日
by 2025.08.01