クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

Edit

エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 日用品 

忘れ物防止、アナログかデジタルか

・毎日持ち歩いて、なくしたら絶対困るものが増えました。スマートフォン(あるいは携帯電話)とウォレット(現金、各種カード、免許証)です。ポケットやカバンに入れて、必要な時に取り出すのですが、他のことをするために手から離してうっかりどこかへ置くと忘れる可能性が高くなります。

・例えば、タクシー料金を払うために、持ってるスマートフォンを座席にちょっと置いて財布を出すとかすると、忘れて降りてしまいます。

・絶対忘れないようにするためには体につなぐしかありません。紐をつけるのが簡単ですが、それがみっともないと思うなら、無線でつないで離れると振動と警告音がなる製品があります。最新のものは小さく薄く財布に入れることができます。

・さて、簡単なアナログでいくか、スタイリッシュなデジタルでいくか、忘れ物防止はどちらを選びますか? 両方使ってみました。

・発売されたばかりのチノン マジックガーディアン。30mm×50mm×3mm、4.9gと小さいので財布のコインポケットに入ります。ボタン電池を入れると電波が出、約6か月持ちます。このブルートゥース無線を受けるスマートフォン(まだiPhoneのみ)に、専用のアプリを入れ同期させます。これで、スマホと財布が離れると(2m〜6m)、スマホが振動しブザーが鳴ります。反対に財布に入れたマジックガーディアンのボタンを押すとiPhoneが音を出すので場所がわかります(こっちは約20m)。家電量販店で4900円。

・簡単なのはスマホや財布をストラップでボタンやベルト通しに結ぶ方法。たくさんの種類が売られていますが、この携帯電話用紛失防止ストラップ(ステンレスワイアー入りのコイルを使ったもの)がベストです。30cmから120cmまで伸びます。胸ポケットのスマホをシャツのボタンにつなぎます。これだと位置が高いので落としても地面に当たりません。

・で、結局どちらがいいかですが、確実なのはアナログです。無線方式は接続が不安定で右尻ポケットの財布と左胸ポケットのiPhoneという近距離でありながら、離れすぎたと警告音がなります(2mから9mまで設定可能となっているのですが、最長距離に設定していても)。バッグと胸ポケットはOKなので、体を挟むと届きにくいのかもしれません。まあ、時々確認しろと思い出させてくれると考えればいいのですが。

次号7月29日月曜日

ページtopへ