カテゴリ:エレクトロニクス インテリア
ポラロイド・アートのためのフィルムと道具
・一時代を作ったポラロイドですが、カメラやフィルムがなくなって随分経つのに、未だにファンがいます。デジタルでは表現できない独特の色合いや柔らかいソフトな仕上がりはそれ自体アートです。
・SX70というポラロイドカメラの名機は今でも時々中古品が売られています。すぐ写真が見られるのでアナログカメラよりいいかもしれません。問題は製造中止になった専用フィルムですが、クレイジーなファンがオランダのポラロイド製造工場を手に入れて復刻しました。
・さらにカメラがなくてもあのポラロイド写真が作り出せる道具も売り出しました。iPhoneで撮影した(あるいはアルバムにある)写真をポラロイドフィルムに焼いてくれます。ちょっとした棚や机上の飾りにポラロイドアートが簡単に作れます。
http://www.the-impossible-project.jp
・IMPOSSIBLEというベンチャーが作ったポラロイドフィルムPX680。以前のものと大きく違うのは現像時間で、なんと15分以上もかかります。同じ材料が手に入らないためということです。インスタントフィルムとはいえないかもしれません。8枚で2499円と高価ですが、仕方ありません。
・これがiPhoneを使ってボラ写真を製造するINSTANT LABという道具。操作はiPhoneに専用アプリを入れ、iPhoneのアルバムにある写真を選んで、この暗箱に載せ焼き付けます。日本語のマニュアルがついているので分かり易いです(日本人はこういうガジェットが好きというのがわかっているんでしょう。日本支社のようなものがあります)。
・バッテリー充電式なので持ち運べます。畳めばこの大きさ。持ち運ぶ人はいないと思います。まあ、このガジェット自体ポラロイド・アーティスト以外必要ないと思いますが。IMPOSSIBLE INSTANT LAB 29800円。東京・原宿のEQというセレクトガジェット・ショップにあります。
http://www.iphone-harajuku.biz/outline/
・iPhoneで作ったポラロイド写真。この雰囲気はデジタルカメラでは出せないです。
次号10月21日月曜日
by 2013.10.18