カテゴリ:エレクトロニクス インテリア ホビー
昭和家電のパイオニアの凋落
・東芝が揺れています。決算のごまかし、多額の投資など物事の決定過程が不明瞭で、誰のせいかはっきりしないと問題になっていますが、企業に限りません。豊洲移転についても同じだし、もっといえば300万人以上亡くなった太平洋戦争の責任についても同様であいまいです。
・それぞれの過程で責任者がいて決定しているわけで、「みんなの意見で決めたので、責任も皆にある」というのなら判断はAI(人工知能)で済みます。「みんなで渡れば責任もない」はどうやら農耕民族だった日本人の特性かも知れません(最後は天候のせいに)。
・とはいうものの、こと税金の使途金に関わる事柄はきっちり明快にしてもらわなければ、税を払う気力が失せます。
・写真は日立の昭和家電シリーズですが、こういった時代の先端をいく革新的な商品、自動炊飯器からワープロまで、東京芝浦電気でした。
・日立自動電気釜600円。これでかまどから解放されました。最近はかまどにいかに近づけるかがテーマですが。
・日立絞り器つき洗濯機600円。洗った衣類を絞るゴムローラーに手を突っ込んだ思い出のある人がいると思いますが、結構便利です。ボタンが割れたりしましたが。
・日立電気冷蔵庫600円。冷蔵庫は今とあまり変わりません(性能は劇的に変わってますが)。ナマモノを毎日買わなくてすみ、保存料漬け食品を減らし、生活に大革命をもたらした商品です。
・これらのミニチュア家電は東京・吉祥寺のレトロ系文具に強いセレクトショップ「sublo」にあります。
次号3月10日金曜日
by 2017.03.06