カテゴリ:エレクトロニクス 文房具 絶滅倶楽部
世にも不思議な新旧相乗りハイブリッド文房具
・謄写版はコピー機になり、漢字タイプライターはワープロになりましたが、手書きロボットはまだ登場していません。そのうち、「名前、書いて!」というとAIロボットが、手紙やカレンダー、調味料の名入れまでやってくれるかもしれません。
・活字のようなきれいな字で書きたいと誰しも思うものですが、そうはいかないのでテプラとか英字ならダイモでラベルを貼ります。
・設計図とか白地図、CDやDVDはテープが貼れません。これを解決するのが、このハイテク&アナログ印刷機・MAX WORD WRITER。
・文字を入力し、サイズを指定し、ペン部に手持ちのボールペンやサインペンを挿入して動かすと、指定の場所に直接文字を書き始めます。書き順は下から上に直線を引いたり、掟破りで驚きますが、機械的には合理的なんでしょう。
・この「ワードライタ」なるシロモノは、あのホッチキスで有名なMAX製。サイトでの説明をみると、よく使う工事用語のフォーマットがあり、土木、建築、電気、水道などの書類に使うのが用途らしい。
・文字の大きさは2mmから15mm(上級機種は20mm)、書体は標準ストローク体という中細ゴチック(用途別書体もあるといいます)。レイアウトのフォーマットが、宅急便、ハガキのほかVHS、8mmとあるのをみると、バブリータレント・平野ノラの時代の商品です。
・で、気になる値段は、スタンダードのBL80が86000円、上級機種BL120は145000円。写真のCD-200は旧モデル。
https://wis.max-ltd.co.jp/op/product_catalog.html?product_code=BL90001
・さて、この世にも不思議な道具を見たのは、6月中旬に開かれた「雑司が谷みちくさ市ブングテン」。この東京の下町、鬼子母神を中心に開かれるみちくさ市(基本は古本市です)は、年に数回開催されるようで、今年はあと9/16、11/18(いずれも日曜日)にあります。
次号6月25日月曜日
by 2018.06.22