カテゴリ:エレクトロニクス メディア
ネックスピーカーは映画好きシニア向けです
・見るべきテレビ番組が少ないので、本が読めますし、あとは映画もよく観るようになりました。アップルTVで新作を借りたり、日に1、2本は放映される映画や音楽番組を録画して、とかとか。
・ただし問題が一つあります。家人が誰もいない時はいいのですが、周りで音がするとセリフが聞き取れません。最近の映画はテンポが速くてついていくのがやっとなので尚更です。
・ヘッドフォンを使ったりしたのですが、毎回接続が必要だし、圧迫感があるし、外音を遮断するのでサーッという雑音まで聞こえてしまう欠点もあります。年齢的な問題もあるかもです(早口の会話が聞き取りにくくなってますから)。
・で、最近登場したネックスピーカーなるモノを試してみました。U字型の首に巻くワイアレススピーカーで、耳元なので当たり前ですがよく聴こえます。
・今のところソニーとボーズ、それに最新のJBLの3社から出ています。元祖のソニーは人気とかで品切れ、店頭にはありません。ただ、テレビとゲームがメイン(スマートフォンの曲は聴けません)で、しかも50000円程度と高価。
・ボーズは音楽専用で、ブルートゥースでスマートフォンと接続して聴くタイプ。テレビ音声を飛ばす送信機がありません。
・そこでJBLですが、最後発だけにテレビもスマホもOKです。使い方は簡単、テレビの音声出力(光ケーブルかオーディオケーブルを選ぶ)を送信機に接続、充電したネックスピーカー部とブルートゥース接続します。
・音が耳元なのでクリアに聴こえるし、ステレオ感は強くアクション映画は迫力があります。ただし、Uネックが細めなので、首の太いアスリートはどうなんでしょう。また、接続とオフの時に出る音が大きいのでビックリします。
・ウエラブル・オーディオとして音を楽しむというより、会話、セリフをザワザワした中でクリアに聞くツールといえます。つまり、テレビ好きシニア向けです。
・JBL SOUNDGEAR BTA 2種類あって、テレビ音声も聞けるのはBTAで、家電量販店で25000円ぐらい。グレーとブラックの2色。ネックスピーカー本体の充電はスマートフォン用の変換器が使えます(ケーブルは付属)。
・ブルートゥースで問題となる音の遅延は、最新バージョンのせいかまったく気になりません。ソニーはゲームメーカーなのでこれを嫌ってブルートゥース通信方式を選んでませんが、ゲームでも問題ありませんでした(作品によってはあるのかも)。
次号7月30日月曜日
by 2018.07.27