クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 

スマートテレビよりまず有機ELテレビを

 シャープやソニー、パナソニックなどテレビで利益を出していた家電メーカーが苦戦しています。知り合いがテレビを買い換えるというので、家電量販店に出かけたのですが、テレビフロアは薄くて安い液晶テレビで埋まっていました。
 最近の液晶は画面の高精細さは素晴らしいのですが、速い動画となると未だに画像輪郭のエッジが立つプラズマが優っています。動きに強いという4倍速液晶を眺めるとその差は少なくなっていますが。
 理屈からいっても画素が自ら発光しているのと、透過光映像の違いですから40インチ以上だと流れるのはむりありません。その点でも、やはり次のテレビは有機ELです。プラズマ、液晶、有機ELと使っていますが、今なお5年前のソニー製有機ELテレビがダントツに美しいです(11インチとサイズが小さいこともありますが、コントラストと色の鮮やかさは秀逸)。
 問題は25インチから45インチ前後までの家庭用がいつ市場に出てくるかです。パナソニック・ソニー連合も韓国勢もアメリカのセレブ向け大型を2012年暮れからスタートといってますから、2、3年は待たないと手頃な価格にならないでしょう。それまでにテレビが壊れて買い換えなければならない人は困ります。

 テレビの話題はもう一つ。あのスティーブ・ジョブズが「テレビを再定義する」といったスマート(頭のいい)テレビです。量販店でもLG電気がスマートテレビなる物を展示していましたが、何でもできる賢いテレビにはほど遠いです。というのもまだインフラが整ってないからで、映画一つをとっても好きなときに好きな映画をすぐ見ることはできません。3Dテレビと同じです(レンタルでもセルでも3Dのブルーレイはほとんどみかけません、どうなっているんでしょう?)。
 第一、インターネットにつながっていろいろできるというなら、テレビも見られるパソコンはとっくにスマートテレビです。
 その前に、スマートフォンが情報の選択、整理、管理をユーザーの手にもたらしたように、テレビ視聴の主導権を視聴者に渡して欲しいと思います。今のテレビでは、我々はチャンネルと番組表にしばられていますが、ユーザー主体の時代なんですから、こっちの都合に合わせて欲しい。
 ウエブのニュースは、たとえばヤフーなど、トピックス、国内、地域、海外、経済、トレンド、エンタメ、スポーツ、サイエンスなどなどのメニューから選べ、随時更新ですから放送時間に合わせる必要もありません。これだけライフスタイルが多様化しているのですから、この方が理にかなっています。
 将来、「ニュース!」とテレビに向かってしゃべれば、今ニュースを放映しているチャンネル、YouTubeのニュース映像、直近のニュース・アーカイブ、過去の項目別ニュース・データベースの表示が出るようになると思いますが、これこそスマートなテレビです。
 そうなれば、日々、芸人とAKB、ジャニーズ抜きの番組を探すのに疲れているシニアは大喜びです。
 まず、チャンネルと番組表からの解放を家電メーカーにお願いしたいです。もし開発できれば、キラー・プロダクツ(生活のスタイルを変革する製品)になると思うんですが。

次世代テレビは有機ELですが、はたして家庭用が出るまで何年かかるのでしょうか。

静止画では見分けがつきませんが、動いている人間の髪の毛が流れるかどうかで、応答性がわかります。プラズマはパナソニックしか選べなくなりました。しかし、映画ファンには人気です。

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