クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 

ミラーレスカメラの大きさについて

 

・レンズ交換式カメラの主流は予想通りミラーレスになってきました。キヤノンもそうですが、あのライカも参入を検討しているといいます。ただ、メーカーはコンパクトと一眼の中間という位置づけをして、一眼(フルサイズとか)への入門機というようなことをいっていますが、それはちょっと違います。
・その昔、フイルムカメラの時代にスタジオ撮影やファッション撮影では、6×6ブローニー判(カメラはほとんどハッセルブラッド)の大きなフイルムを使いました。あきらかに高画質だったからなのですが、それ以外はすべて35mmフィルムカメラでした。持ち歩くには圧倒的に使い勝手がよかったからです。
・それを考えると、今のデジタル一眼は重さや大きさからいって、ハッセルブラッドやゼンザブロニカ、その後の6×9判カメラに匹敵します。機能を集めた結果、増築を重ねた谷間の温泉宿みたいになってしまいました(ライカのデジタルMも)。
・そこへ登場したミラーレスは、レンジファインダー・カメラや初期の一眼レフのような手になじむ、ちょうどいい大きさが魅力です。
・ところが、各社ともレンズが大きすぎます。あれではボディーが小さいだけで、使いごこちは一眼レフと変わらない、というかあれなら一眼レフでいいのでは(キヤノンのTVコマーシャルをみても)。
・大きなレンズは画素数や撮像素子の大きさにこだわっているからだと思うのですが、それはもはや意味がありません。プリントを楽しむならスマートフォンのカメラでじゅうぶんですし、ポスターなどに大プリントするのは特殊な用途です。雑誌隆盛時代なら高画質は意味がありましたが、もはや映像の主流は印刷ではなく、デジタルディスプレーです。
・レンズ2〜3本をショルダーバッグに入れて手軽に持ち歩いて「決定的瞬間」をものにするのがミラーレスの真価です。そして次は、普及機は出つくしましたから、クールシニアも愛着のもてるハイエンドなミラーレスを。

 

・レンズ交換式カメラの主流は予想通りミラーレスになってきました。キヤノンもそうですが、あのライカも参入を検討しているといいます。ただ、メーカーはコンパクトと一眼の中間という位置づけをして、一眼(フルサイズとか)への入門機というようなことをいっていますが、それはちょっと違います。

・その昔、フイルムカメラの時代にスタジオ撮影やファッション撮影では、6×6ブローニー判(カメラはほとんどハッセルブラッド)の大きなフイルムを使いました。あきらかに高画質だったからなのですが、それ以外はすべて35mmフィルムカメラでした。持ち歩くには圧倒的に使い勝手がよかったからです。

・それを考えると、今のデジタル一眼は重さや大きさからいって、ハッセルブラッドやゼンザブロニカ、その後の6×9判カメラに匹敵します。機能を集めた結果、増築を重ねた谷間の温泉宿みたいになってしまいました(ライカのデジタルMも)。

・そこへ登場したミラーレスは、レンジファインダー・カメラや初期の一眼レフのような手になじむ、ちょうどいい大きさが魅力です。

・ところが、各社ともレンズが大きすぎます。あれではボディーが小さいだけで、使いごこちは一眼レフと変わらない、というかあれなら一眼レフでいいのでは(キヤノンのTVコマーシャルをみても)。

・大きなレンズは画素数や撮像素子の大きさにこだわっているからだと思うのですが、それはもはや意味がありません。プリントを楽しむならスマートフォンのカメラでじゅうぶんですし、ポスターなどに大プリントするのは特殊な用途です。雑誌隆盛時代なら高画質は意味がありましたが、もはや映像の主流は印刷ではなく、デジタルディスプレーです。

・レンズ2〜3本をショルダーバッグに入れて手軽に持ち歩いて「決定的瞬間」をものにするのがミラーレスの真価です。そして次は、普及機は出つくしましたから、クールシニアも愛着のもてるハイエンドなミラーレスを。

 

 

左上がレンジファインダーカメラのライカM6。下のレンズは左が24mm、右はライカMマウントのミノルタCLE用90mm。右はオリンパスのミラーレスEP3と24mm、それに新発売の120mmマクロレンズ。オリンパスのミラーレス用レンズはほぼレンジファインダー・カメラと同じ大きさ(重量はかなり軽い)。高画質な魚眼もマクロレンズもマイクロフォーサーズが一歩先をいっています。

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