・tiktokをはじめ中国のソフトは曲がり角に来ています。ファーウェイのスマートフォンや5Gインフラもこのままでは、発展途上国以外グローバル化しないかもしれません。米中摩擦の根本原因は、中国の国家情報法です。

・国家が強制的に企業を従わせることのできる体制を、自由主義陣営がこれからも容認するかどうか。それにしても不思議なのは、アメリカはもちろん、インド、ベトナム、オーストラリア、カナダ、そして日本と対決する習近平体制は何を考えているのでしょう。四面楚歌とはかの国の言葉だったと思いますが。

・「中国は困らない、巨大な国内市場でやっていける」という人がいますが、中国の経済成長は輸出で成り立っており、内需がメインのアメリカと根本的に違います。

・さて我が国も輸出立国です。ただし身動きが取れないコロナ禍でわかったように必要なのは内需です。成熟社会の日本はこの輸出と内需の両輪で回さないといけません。

・その内需も多様化と細分化が目につくようになりました。「小を重ねて大をなす」です。内需拡大のポイントは、地方分権とイノベーションです。

・最近新しいものを生み出すのはクラウドファンディングです。気がつけばクラウドファンディングで生まれ、市販へという流れが増えました。

・この充電式電池もその一つ。充電式電池はサンヨーのエネループ（現在パナソニック）が有名ですが、充電式電池使用不可という機器がたまにあります。その理由は電圧が低いことです。電池に小さく1.2Vと書いてあります。

・で、1.2Vのニッケル水素電池（低電圧の理由はわかりませんが）ではなく1.5Vが出せるリチウムイオン電池を使ったものが登場しました。わずかな違いのようですが、4本使うと4.8Vと6Vの違いが出てきます。さらに重さがニッケル27gに対してリチウム18gと1本あたり9gも軽いので、ウルトラライト好きにはありがたいです。

・充電器は磁石とバネの入った穴に差し込むだけなので、実に使いやすい。enevoltNEO 単3の2本セット 2990円。4本セットは3990円。商品名がパナソニックの乾電池EVOLTA NEOと紛らわしい。なお、家庭用電池の主流が単4に移りつつあるので単4も出して欲しい。

https://3rrr-hd.jp/item-200710/

次号8月24日月曜日