カテゴリ:エレクトロニクス ミュージック
歌に自信がない人に
・楽器はまあまあ弾けるのですが、歌にはあまり自信がありません。声質の問題もあってコーラス参加以外滅多に歌わないのですが、ヴォーカルプロセッサーなるものを使うと俄然上手くなった気がします。
・今までのものは面倒で使い勝手が悪くだめでしたが、この新製品は実に簡単で、効果があります。機能の中で一番いいのはハーモニーが簡単に付けられること。
・楽曲のキーをダイヤルで設定し(これを忘れると変な音になります)、歌うと自動でハモることができます。ハーモニーは一般的に3度、5度の上とか下を付けますが、あらかじめ好きな組み合わせを決められます。双子のコーラスが優れているように、自分の声のハーモニーなので、ハモって当たり前です。プロの歌手はアルバムではみんなやってますし。
・低音(-3度)と超高音(+5度)とかの二つを選べますが、+3度一つだけでもOK。さらにそれぞれの効果を大中小カットと選択可。
・私の場合、-3度低音(中)と+3度(大)の組み合わせがベストで、特にフォークやブルーグラス・ソングで効果大です。
・またエフェクトなしでヴァースを歌って、サビでハーモニーを入れると、なぜかヴァースが上手く歌えるようになります。エフェクトをオンオフするペダルがあれば、一人でハーモニーを入れたり外したりができます。
・ハーモニーを含むエフェクトは16あり、中にはWHISTLEという歌うだけで口笛になるもの、CHILD子供の声に加工されるもの、ロボットとかとか、遊べます。
・このエフェクトにリバーブやディレイを加えるダイヤルもあり、声の伸びに自信がない向きには役に立ちます。まあ、だれでもこのエコーは多少かけます。
・自然じゃないという人もいますが、マイクを使った時点で自分の声ではなくなります。アコースティック楽器も電気を通したら同じです。
・ZOOM V3 Vocal Processor 15cm×19cm×5cm 590g。音楽機器を割安で購入できるサウンドハウスで19800円+税。右上はマイクスタンドや譜面台に取り付けるアダプター。その下はオンオフペダル。
次号9月25日金曜日
by 2020.09.21