カテゴリ:エレクトロニクス 日用品 ミュージック
テレビの音が聴こえにくいわけ
・テレビの音声が聴き取りにくいと、すぐ歳のせいかと考えますが、テレビの構造にも問題があるということに気が付きました。最近のテレビは、薄型で画面枠いっぱいを売り物にするせいかスピーカーが前を向いていません。
・後ろか横にスピーカー・ホールが空けてあって、音は横か後方から反射して前方に出るようになっています。このため、話し声や冷蔵庫の音、電話などの雑音が多い場所では、間接音のせいで聴き取りにくく、ついボリュームを上げてしまいます。特に高音は指向性が強いので前に飛んできません。
・そこで安価な小型スピーカーを左右に置いて、音声が前方に出るようにしたら、はっきりくっきり台詞が聴き取れるようになりました。スマートフォンのスピーカーが底面にあり、そこに耳を近づける理屈と同じです。
・大画面、大音量で視聴するリビングのテレビではなく、ニュースや情報番組がメインのサブテレビはこれがいいです。スピーカーはパソコン用の、電源をUSB、出力にイアホンジャックを使うタイプが最適です。小さいスピーカーの方が、オーディオでいう高音部用ツィーターに近い働きをしてくれ、音の輪郭にエッジが立ちます。
・家電量販店にあるパソコン用スピーカーは3000円ぐらいから2万円ぐらいまでありますが、オーディオメーカー、JBLのパソコン専用のPEBBLESは5950円(ヨドバシカメラ税込)。
・7.8cm×13.2cm×15cmで1kg。出力は1W×2ですが十分です。なお付属のミニジャックコードが短く、テレビのイアホンジャックが向かって左側にある場合、1mていどの延長コードを同時購入する必要があります。なお、USB給電ポートも付属してないので、スマホ充電用が余ってない場合は必要です。写真は東芝24inch液晶テレビ(この上は32inchに飛ぶので、28とか29とかが欲しい)。
https://jp.jbl.com/JBL+PEBBLES.html
次号12月18日金曜日
by 2020.12.14