クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス メディア 

デジタル化とは無形化を意味する

・デジタル庁発足の日、新紙幣の印刷が開始されました。この矛盾に政治家も、役人も気がつかないんでしょうか。

 

・デジタル化が進めば現金は減っていくはずです。続いて硬貨も新しくなるそうで、現金取り扱い機器の改修費用がトータル1兆6800億円になるそうです(日本自動販売システム機械工業会試算)。偽札・偽硬貨が大量に出回っているという話も聞きません。産業廃棄物が大量に出ます。

 

・デジタル化とは、多くの情報が無形化することです。マネーという金融情報も0と1に置き換わります。随分前に"デジタル化が進めばまずメディアは無形化する"と指摘しました。雑誌や書籍は大きな影響を受け、年初のニュースに毎年必ず"出版界前年比マイナス"が流れます。

 

・テレビはどうか。2021年初めの総務省の調査によれば、13歳から69歳の男女、平日のネット時間(メールや動画、SNS)がもう少しで3時間になり、テレビ視聴の2時間43分を抜きました。

 

・若者はテレビを見ない、視聴者はシニア‥‥といっていたのですが、シニアも最近はスマホを観ています(スマホ60代所有率は80%)。それもしょうがないのは、TV番組表を眺めると、クイズとバス旅と、衝撃映像(YouTubeと監視カメラ。ちょっと飽きました)だらけで、ニュース以外見るものがありません。そのニュースもYahoo!ニュースやスマートニュースの後追いですし。

 

・今、百均に行くと、オールデイズのCDが100円でシリーズ化しています("Oldies Ballade" Bobby VintonのMy.Lonely、Ben E KingのStand By Me、Louis ArmstrongのWhat A Wonderful Worldなど。ダイソー)。CDというメディアの終息地。やがて映像のDVDも同じになるでしょう。さらに最近の百均には500円台でSDカードとか、USBなどのフラッシュメモリーも並んでいます。

 

・アップルの製品に注目しているとトレンドがよくわかります。パソコンもiPadもiPhoneも、新しくなるたびに接続ポートが減っていきます(怒っている人はいますが)。

 

・外部メモリーの消滅は時間の問題で、クラウド上のサーバーに吸い込まれていきます(リスク分散は必須ですが)。犯罪データの入ったUSBを奪い合いするクライム・アクションはもはや時代遅れです。

 

・デジタル庁の主導で、FAX、判子、収入印紙がなくなり、マイナンバー・カード(運転免許証、健康保険証は統合)を役所などでかざすだけで(電子認証)、登録した金融機関に一時給付金が入金され、ワクチン接種予約ができるようになるのに、はてどれだけかかるのか?

次号は"デジタル遅れが目立つメディア"9月6日月曜日

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