カテゴリ:エレクトロニクス ミュージック
いろんなものをスピーカーに変える道具
・出先で何人かと音を聞きたい時があります。音楽の話をしていて、ちょっと聞かせる場合にイアホン渡したりするのですが、面倒です。それ用の小さなスピーカーがあるのですが、そこそこの音のものは、大きくなり持ちにくいし、小さいのは音が貧弱です。当たり前です、仕方がありません。
・ところが面白いものが出ました。振動式スピーカーといって、接している物体をスピーカーボックスにしてしまうシロモノです。直径55ミリ×高さ70ミリの小さな円筒なのに、底についた粘着パッドで、テーブルでも箱でも窓でも共鳴させて低音を出します。
・音源はスマートフォンから無線(ブルートゥース)で飛ばします。なので配線もいりませんし、持ち運びも楽です。事務機メーカーのキングジムから発売されているだけに、会議でのプレゼンテーション、つまり参加者に音を聞かせるような使い方が本来の姿かもしれませんが、プライベートで使っても面白いです(モノラルですが)。
・演奏をスマートフォンで録音して、その場でみんなで音を確認する・・・などピッタリで、再生の時楽器の上に乗せると低音がしっかり出ます。
・頭をひねるとスピーカー部が飛び出します。スイッチを無線側にし、iPhoneやiPadのブルートゥースをオンにすると、とくにパスワードを要求されることなく接続しました(iPad、iPhoneの場合。BTSP10が表示されます)。
・リチウムイオン電池内蔵で、約3時間使えます。重さは250グラムと小さいのに重く感じます。量販店で6930円。キングジムは黒ですが、白いのが良ければ、開発した加賀ハイテックの全く同じ振動スピーカーがあります(OEM供給しているんですね)。こっちの方が1000円ほど安い。
次号12月14日金曜日
by 2012.12.10