クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 野遊び 

離れてしかも接写というシステム

・日常のスナップは今や100%スマホです、毎日持っていますし。レンズ交換カメラが欲しいと思うのは、自然の中での撮影、野鳥とか昆虫とか野草とかを撮る時です。

 

・家の前でカツカツと枯れ木を叩いているコゲラを見つけました。持っていたiPhoneで撮りましたが、逆光で遠すぎてボケてます。家に戻って、オリンパスの新製品OM-1に40-150mmを付けて、巣穴を掘っているところを撮りました。MC-20という2倍になるテレコンバーターを加えているので、35mm換算だと160mm-600mmの超望遠になります。

 

・このシステムの利点は、野鳥のような離れている場合は当然として、2m~3mぐらいの距離で花や虫に寄って接写ができる点です。さらにこのズームレンズは、オリンパスだけ可能な深度合成なるものができます。

・ふつうマクロレンズで寄って撮るとピントが1点にしか合わず、あとはボケボケになるのですが、十数枚を重ね合わせて自動で合成してくれます。小さな野草の花や昆虫には最強の仕組みです。

 

・ちょっと離れた川の対岸の崖に咲いていたジャケツイバラ。

 

・リョウブの花に来ていたキタテハ。2m先の逃げないギリギリの距離での接写。

 

・超広角から超望遠、スナップもカバーするシステム。OM-1(27200円)、24-90mmF4、14-28mmF4(Panasonic LUMIX)、160-600mmF2.8(MC-20付)。

・この160-600mmF2.8の望遠ズームと24-90mmF4のワイドズームがあれば野草、昆虫、近くの野鳥はカバーできます。もちろんスナップはiPhone。

・軽量コンパクトな上に防塵、防滴(雨の中でも平気らしい)で、気を使わなくていいので、粗忽で面倒臭がりなシニアには最適です。12年間このマイクロフォーサーズでウェブページを作ってきましたが、ブツ撮り(深度合成が有難い)からアウトドアまで、不足なことはまったくありません。

 

・オリンパスはフィルム時代のペンFからの付き合いですが、軽い小さいのトップランナーです。このOM-1は、多分最後のオリンパスロゴマークの付いたカメラだと思い、迷わず手に入れました。スマートフォンが追いつくまでこれでなんとかなりそうです。

 

・A4用紙1枚に主要レンズとボディー(これはOM-D  E-MⅡ)が収まります。

 

・OM-1とサブカメラのPEN F(これの新型は、多分出ないでしょうね)。

次号4月15日金曜日

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