クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ファッション 

街で使う雨具にフードは要りません

・ちょっと肌寒いような雨の日、一枚上着が必要ですが、コットンは濡れるしナイロンは蒸れて使えません。透湿性機能を持った雨具はそれ向きなのですが、フードが付いていてどう転んでも街着ではありません。傘を持つのでフードは不要です。

・それにフードは顔に触ってうるさいし、かぶると視野が狭くなり、音もよく聞こえません。風雨の強い時用です。さらにいえば、ジッパーを下ろして前を開けると、フードのせいで襟元がだらしなく垂れます。アウトドア用の設計なので当たり前なんですが。

・でも、釣りの時もよほどの雨でない限りフードは使わず、帽子でことは足ります。温度調節で前を開ける時、口元までカバーするフードが邪魔でけっこう鬱陶しいです。

・というわけで、雨の日の防水ブルゾンがあればいいのにと思っていたのですが、あのアウトドア業界のデザイナーズブランド「アークテリクス」にいいものがありました。VISIO FL JACKET。トレイルランニング用で、蒸れにくさではNo.1のゴアテックス、それの軽量版アクティブシェルを使用しています。

・襟は小さく、デザインはしゃれたウインドブレーカーとして知られたCELERIS JACKETとほぼ同じシルエットなので、梅雨時のジャケット、あるいはウインドブレーカーとしては最適の一枚です。

・フラップのない防水ジップなので、開けて着ても見た目はいい感じです。Mサイズ(日本のL)で205gと軽量(雨具の中で超軽量といわれるアウトドアリサーチのMEN'S HELIUM ⅡJACKETが180g)。腰回りを絞るコードがあり、ポケットは右下に小さなものがあります。色はネイビー、ライトブルー、ブラックと3色。38850円。

http://www.sunwest.biz/arcteryx/2/mens/endorphin/VISIOFLJACKET.html

・首回りがスッキリする微妙な襟のデザイン、さすがアークテリクス。

・強風でない限り帽子とこれでじゅうぶん。自転車乗りにもいいかもしれません。

次号6月7日金曜日

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