クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ファッション 日用品 

中高年に最適の超軽量セルフレーム眼鏡

・中高年になると、髪に白いものが混じり眼力も落ち、若いときに比べて顔の印象を含めてなんとなく弱々しくなります。だから高齢者は、中途半端なハーフトーンのファッションをしてはいけません(シニア向けのファッション・ページがそれを配慮していないのは、スタイリストが若いせいでしょう)。

・帽子、ジャケット、シャツ、マフラーなど、カラーでメリハリをつけることが必要です。効果的なのは顔の近くに黒や原色などの強い色を配することで、やはり一番は眼鏡になります。なにしろあの目の下のたるみやシワがフレームに重なって目立たなくなります。

・だから細いワイヤーフレームやフレームレスの眼鏡をかけるのは、年齢がそのまま出るので間違いです(なぜか高齢者はそれを好むのですが)。サングラスがベストなのですが、昼はともかく夜もというわけにいきません。

・縁取りのあるプラスチックのセルフレームがいいのですが、問題は重さです(高齢者が細いワイヤーフレームを好むのは軽いからかもしれません)。市販のプラスティック・フレームは重く、鼻に跡がついたり夏に汗で滑ってずり落ちたりします。

・ところが、超軽量チタン眼鏡フレームの元祖、あのデンマークの「リンドバーグ」がプラスティックのアセテートとチタンを組み合わせたアセタニウムという驚異のフレームを出しています。プラスティックですが、薄くねじれにも強く驚くべき軽さです。これなら重量にこだわる中高年も手が出ます。

 

・同じ形のチタンフレームとアセタニウム・フレーム(共にリンドバーグ製)を比べると、なんと実測12.9gと12.5gで、プラフレームの方が軽い。弦のシリコンカバーや鼻あては従来通りでアレルギーフリーです。

 

・リンドバーグのポリシーで、ジョイント部にネジはなし。

 

・最近のリンドバーグはケースがこの三角板型で、使わないときはフラットになって(写真下)場所を取らない仕掛け。ただし、強度を出すためか重く、使い勝手はあまりよくなく、以前の軽いアルミ製の方が優れています。

次号3月28日金曜日

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