クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ファッション 野遊び 

コート要らずの高発熱アンダータイツ

・冬本番で、機能性下着の出番です。ヒートテック(ユニクロ)が有名ですが、シャツはともかく寒い日にズボン下にはくロングタイツは、スポーツメーカーのものがよく考えられていて快適です(なにしろ元祖はこっちですから)。

・ヒートテックにもロングタイツがあり、使ったことがありますが、生地に弾力があってぴったり張り付き、締め付け感が気になります。足はゆとりのある方がいいです。

・その点ミズノ製ブレスサーモのライトウェイト(薄手・オールシーズン用)は素材がメッシュ状で肌触りがソフトで、足にまとわりつきません。街用ではライトウェイトで十分ですが、ウインタースポーツ用のミドルウェイト(中厚手)、厳寒用のヘビーウェイト(厚手)とレベルを選べます。ユニクロに対抗したと思われるブレスサーモ・エブリというのもあり、価格も近い1900円(ヒートテックは1500円)。

・上はダウンやフリースでカバーするのに、見栄を張って下半身をおろそかにしがちですが、優れたロングタイツがあれば、冬用ズボンやロングコート不要です。

 

・ミズノ製機能性アンダーウェアのブレスサーモ・ライトウェイト。ブレスサーモは冬季オリンピックのウェアとしては開発された素材(1994年、特許)とかで、体から発する湿度(水蒸気)で高発熱するといいます(ポリエステルやウールも濡れて暖かいといいますが)。この手は遠赤外線とか輻射熱利用とか色々ありますが、使って確かめるしかありません。

・素材構成は本体がポリエステル78%、ブレスサーモ11%、ポリプロピレン10%、ポリウレタン1%と、このライトウェイトが一番複雑。ヒートテックはアクリル26%、ポリエステル33%、レーヨン32%、ポリウレタン9%(これの比率が多いので締め付け感が強いのかも)。重さはLサイズ100g(ヒートテックは同Lで104gとほぼ同じ)。4100円+税。カラーはブラック、ホワイト、グレーの3色。アウトドアショップやスポーツ用品店にありますが、すべてのカラーや種類が揃っているのはウエブです。

http://products.mizuno.jp/c/category/breaththermo/underwear/lightweight/

次号12月5日金曜日

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