カテゴリ:ファッション 日用品
かなり理想に近い街用のデイパック
・理想的なバッグというのは、なかなかありませんが、かなり近いものが登場しました。その理想にはいくつか条件があります。
◎財布、パスケース、スマートフォンを扱うので両手が自由になること。なのでトートや手提げは使用頻度が下がります。ショルダーバッグかデイパックになります。
◎バッグの横幅が身幅(体の幅、35cm以下)であること。混雑した場所でぶつからないし、電車やバスの座席で膝に乗り、隣へはみ出しません。
◎軽くスリムなこと。今あるデイパックはほとんどが大きすぎます。A4判書類、iPad、折り畳み傘やカーディガンぐらいが入れば充分です。パッド入りで形がしっかりしていて軽いものがベスト。
◎小物(スマートフォン、サングラス、手拭い、文庫や新書)がすぐ取り出せる使いやすいアウトポケット。
◎ショルダーベルトが使わないとき収納できる、つまりワンショルダーにもなりバタバタせず持ちやすいこと。
◎折り畳み傘をしまうアウトポケットがある。
◎しっかりした持ちやすい手提げハンドルがある。
・と、要望はたくさんあるのですが、これをほぼ満たすデイパックがありました。Busybeaverのカーライルというバッグです。
・Busybeaver Carlyle 19000 円+税。アウトドア用品メーカーのエバニューのブランドなので、作りはしっかりしています。このようにショルダーベルトは2本とも収納できます。Dリングから外して差し込んでありますが、付けたままでもなんとか入れられます(ファスナーにぶら下がるプルタブはあとから付けたもの)。
http://www.busybeaver.co.jp/SHOP/1555.html
・優れたデザインで人気のアルクテリクスのワンショルダーバッグと並べた図。寸法が41cm×26cm×12cmとアルクより一回りこぶりで、マチが12cmと狭いので膨らまずスマート。重さはアルクテリクス908gに対して513g(実測)と約半分。
・小さく見えてA4判を入れるクリアファイルも楽に入ります。中の仕切りは薄い2つだけ。入れる場所がやたら多いバッグより、なにもない方が使いやすい(このバッグを毎日使うわけではないので、いちいち入れ替えるのは面倒)。
・小物を入れるアウトポケットは3か所。本は新書までしか入らないので、四六判は中へ。特に取っ手のそばのスペースが使い易いです。実物を見るなら東京・原宿のアシストオン。
http://www.assiston.co.jp/2598
・ショルダーベルトを出した後に折り畳み傘が入ります。使ってみて大変優れた街用デイパックですが、オール皮革の少しドレッシーなモデルも作って欲しいです(軽量なアニリンレザーで評判のカナダ製m0851は大きすぎます)。
次号4月17日金曜日
by 2015.04.13