カテゴリ:ファッション
歩きやすくぐらつかないドレススニーカー
・スニーカー市場が伸びていて、2年間で3割近くアップだそうです。団塊世代がリタイアしたことや、女性が軽く歩きやすいシューズ選んでいるから、つまりハイヒールやビジネスシューズからの履き替えがその理由だといいます。
・健康のためのウォーキング、災害時の帰宅などを考えると日常履き(ビジネスシューズ)も、スニーカー仕様が欲しくなります。で、そのレザースニーカーの新製品です。
・ドレスシューズ(例えばストレートチップ)は革底が多いのですが、底や足まわりがスニーカーになっている製品がドレススニーカーという新しいジャンルで、今やいくつも出ています。
・しかしウォーキングシューズ・メーカーが作るものは、やはりひと味違います。ウォーキングで有名なロックポートのストレートチップ・スニーカーです。ジャケットはもちろんスーツでも合いますし、一度履いたら元に戻れません。
・商品名はトータルモーション・キャップ・オックスフォード。街歩きで一日中歩きましたが、全くスニーカーと変わりません。これならいざという時に走れるし、災害時に家まで帰れます。税込25920円。
・土踏まずの部分にあるのがTPUプレートという、ぐらつかない新機能。TPU というのは、プラスチックのように硬く強いのですが、ゴムのようにしなやかな動きをする化合物のこと。年を経ると足首が弱り、よろけるようになるのをアシストしてくれるといいます。それほどはっきりと実感しませんが、普通のスニーカーより横への剛性が強い感じはあります。
・ドレスシューズの定石である内羽根(紐の結び)でストレートチップのスタイル。しかし底はスニーカー。いままでいくつかドレススニーカーを履きましたが、やはりスニーカーメーカーのパトリックスとかウォーキングシューズのロックポートは間違いありません。ジーンズにもジャケットのパンツにも合い、幅広い使い方ができます。
・パトリックスのドレススニーカーはこのPLUSシリーズのカピト2。光るエナメル仕上げ(手前)と柔らかなゴートレザーとを選べます(こっちの方が履きやすく歩きやすい)。
次号5月1日金曜日
by 2015.04.27