・スニーカーの歩きやすさと、ドレスシューズの上品さを併せ持つ「ドレススニーカー」という新ジャンルを、約10年ほど前から提案してきました。もはやシニアの定番といえます。

・ジョンロブとかクロケット・ジョーンズなどの革底ドレスシューズには、もはや戻れません。足や膝を痛めます。冠婚葬祭でのスーツはもちろん、ジーンズなどにも合うので万能です。

・国がスニーカー通勤を薦めたせいか、スーツにも合うスニーカーが出てきていますが、ドレッシーなものというとあまりありません。アルマーニとかトッズにはいいのがありますが、たまに出てくるだけで常時ラインナップになく、いつでも手に入るのは大塚製靴レザースニーカーとパトリックPLUSシリーズでしょうか。

・そのドレススニーカーの蒸れない夏用メッシュモデル。ECCO（エコー）というデンマークのシューズメーカー製ですが、最近目につきます。外羽根式でアッパーにメッシュ、スニーカー部が厚く履きやすさ歩きやすさはロックポートに匹敵し長距離歩けます。

・このハイブリッドシリーズには、ゴアテックス版もあって雨の日にはそっちがいいかも。ただしややゴツい。

・ECCO ST.1 HYBRID LITE MESHED DERBY TIE 28600円＋税。やや大き目の作りなので、ふつう＃26のところ履いてみたら25.5サイズでぴったり。やはりネットでは買えません。片足350gと軽く、パトリックと同じ（ロックポートは約300g）。東京・新宿小田急デパートにある直営基幹店にはなく、新宿伊勢丹メンズ館にありました。

次号7月3日金曜日