カテゴリ:ファッション 日用品
眼鏡の流行、付き合いはほどほどに
・最近、テレビに出てくる芸能人を見ると、大きなフレームのメガネをかけています。流行は大きくなったり小さくなったりするものですが、少し前から女性の間ではサングラスが大型化していました。
・この20年のトレンドをみると、少しづつ小さくなってきたのですが、1年ぐらい前から反転してきました。
・シニアは遠近両用のレンズを入れることが多いのですが、小さいフレームばかりで使えなくて困っていました(最低でも上下27、28ミリ必要ですが、これでも狭すぎて遠近の段階変化が急になります) 。といって、大き過ぎてもレンズが重くなるので、適当なサイズが必要です。
・極端に大きいのや小さいのは芸能人に任せて、メーカーや業界の仕掛けに乗らず、遠近両用でも無理のない、大きからず小さからずの適度なサイズを使い続けるのがいいです。
・ところで軽いフレームといえばチタンのワイアーフレームで、今やどこでも出していますが、選ぶならデンマーク製の「リンドバーグ」が秀逸です。先駆者ということもありますが、軽さ、じょうぶさ、かけごこち、デザインなどすべてで優れています。
・欠点は、販売店(イワキとか)が限られていることと、フレームだけで5万円前後と高価なことでしょうか。
・20年間は縮小化の歴史で、4、5年ごとに購入した4つのチタンフレーム「リンドバーグ」を眺めてみるとよくわかります。
・最初が1992年のリンドバーグ。この当時は「エア・チタニウム」という商品名でグッドデザインを受賞しています。レンズに直接ツルやハナあてを差し込んでとりつける究極のウルトラライトで、視野のどこもさえぎるものがありません。軽さを最優先するならこのモデルです(今もあります)。この大きさ(天地44ミリ)でもメガネはわずか11.7g。
・サングラスは2008年のものですが、レンズが天地32ミリと小さくなるも、チタンワイアーが取り囲んでいるので12.2g。 遠近両用だとこれでもややむりがあるので、普段使いは下から2番目の2006年購入のものに最新度数レンズを入れて現在フレームを再使用中。
・ツルのジョイントにネジを使ってないので、外れたことがありません。ハナあてはシリコンゴムなので、あたりがソフトでいつでも交換できます(最近はサイズが小さいモデルもあります)。ツルのシリコンカバーは形が選べますが(ストレートのチューブだけのものはシンプルかつ美しく、しなやか)、いずれも衝撃に強く、スポーツもOK。
次号12月24日月曜日
by 2012.12.21