・サコッシュなるバッグが、アウトドアでは定着したようです。これを街使いする人も増えています。ただ、小さなショルダーバッグと何が違うのか判然としません。

・サコッシュは、自転車のロードレースで走りながら飲み物や食べ物を受け取る簡易バッグがルーツですが、再定義してみます。東京・三鷹のアウトドアショップ「ハイカーズデポ 」の土屋氏が、アメリカでのアウトドア使用を参考に考案したものが、素晴らしく使い勝手が良かったので、これをベンチマークにします（写真左）。

https://hikersdepot.jp/items/1544.html/

・メッシュと本体との2ポケットとシンプル。サイズが縦29cm、横26cm、マチ3cm。ショルダーベルト幅は4cm。ちょい縦長のスクエアデザインが特徴で、上へはみ出しますがA4も入ります。リップストップナイロン製で口はベルクロ留めとシンプル。

・後発のものはポケットがたくさんあったり、ファスナーを付けたり、マチが大きかったり（ふくらんで体から離れます）と凝りすぎて重い。それと、Dリングにスナップ金具吊りが多く、金属使用で重くなるだけでなく、テーブルや机で当たって音を立て感じが悪い。

・これを街使いするとなると、革製が欲しくなります。で見つけたのがアルモ製のレザーサコッシュ（写真中央）で、縦26cm、横25.5cm、マチ4cm。ベルト幅2cm、口は磁石留めで、内ポケットが一つあるのでここにスマホが入ります。小さ過ぎず大き過ぎず、軽量の折り畳み傘やウインドブレーカーも入ります。

https://csmagazine.jp/fashion/post-749.html

・問題は革製が苦手な雨の日。ナイロン製でタウンユースできる、このスクエアサイズはなかなかありません。最近やっとロフトで見つけたのが、フィレールのレコロンショルダー（写真右）。縦27cm、横23cm、マチ8cmとサコッシュサイズ。三つに仕切られていて、飲料ボトル入れもあります。ユニセックス。

・口はスナップボタン留め。ベルト幅は3cm、レコロンというリサイクルナイロンとスイスの抗菌剤を使ったMADE IN JAPAN。京都の職人によるハンドメイドだそうです。このグレーの他ブラックもあります。7150円。

https://filer-web.net/items/625be856719e8e6a7bffd512

次号9月22日金曜日